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2018年7月号(第30号)【 「肺炎球菌ワクチン」 で肺炎予防を行いましょう 】

2018年7月号(第30号)【 「肺炎球菌ワクチン」 で肺炎予防を行いましょう 】

【「肺炎球菌ワクチン」 で肺炎予防を行いましょう】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第30号を発行いたしました。
本号では「肺炎球菌ワクチン」のお話を掲載いたします。

高齢化社会という言葉が近年話題になっています。
総務省が発表した2016年の推計人口は、65歳以上の高齢者の人口は3514万人となり、総人口に占める割合は27.7%と過去最高を更新し、日本の人口の4人に1人が高齢者となりました。
国際連合人口部による報告では、2015年の日本人の平均年齢は46.5歳で、世界第1位となっています。高齢化社会を迎えるにつれて、近年日本人の肺炎による死亡数は増加し、平成23年からは「がん」「心疾患」に次いで「肺炎」による死亡者数が「脳血管疾患」を抜いて第3位になっています。現在は、「肺炎」「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が、日本の4大死因となっているわけです。

高齢化社会を迎えるとなぜ肺炎が増加するのでしょうか。第一の原因は、高齢になると免疫力が落ちるため、細菌に対する抵抗力が低下して肺炎にかかりやすくなるためです。第二の原因は、高齢になると飲み込む機能が衰え、口の中の細菌が食べ物や唾液とともに気管や肺の中に入りやすくなってしまうためです。口の中の細菌が食べ物や唾液とともに気管や肺の中に入ることを「誤嚥」といい、それにより引き起こされた肺炎を「誤嚥性肺炎」といいます。

以上の理由で65歳以上の方は肺炎を予防することが大切です。肺炎は、気管や肺の中に細菌やウイルスが侵入して引き起こされます。肺炎を引き起こす菌(起炎菌)は多数ありますが、その中で最も頻度が高い起炎菌が「肺炎球菌」です。その他の起炎菌で主なものに、「インフルエンザ菌」「モラクセラ菌」「マイコプラズマ菌」などがあります。また、基礎疾患に「慢性肺疾患」「ぜんそく」「慢性心疾患」「糖尿病」をお持ちの方は、肺炎の罹患率が有意に上昇することが分かっています(日本呼吸器学会 成人肺炎診療ガイドライン2017による報告)。

肺炎球菌ワクチンを接種すると、肺炎球菌性肺炎に罹患する割合や、重症化する割合が低下することが分かっています。
肺炎球菌ワクチンは2種類あります。「13価肺炎球菌ワクチン」と、「23価肺炎球菌ワクチン」です。
小児定期予防接種の肺炎球菌ワクチンが「13価肺炎球菌ワクチン」、高齢者の定期予防接種(65・70・75・80・85・90・95・100歳になる年齢の年に1回のみ公費助成:市川市2018年7月現在)の肺炎球菌ワクチンが「23価肺炎球菌ワクチン」です。
公費助成の年以外は自由診療による接種になりますが、65歳以上の方は、「13価肺炎球菌ワクチン」と「23価肺炎球菌ワクチン」を1年程度の間隔をあけてそれぞれ1回ずつ接種すると、肺炎予防効果がさらに高まることが分かっています。

肺炎球菌ワクチン接種を希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。
(注)当院での自由診療による肺炎球菌ワクチン接種の価格(2018年6月現在)は、「13価肺炎球菌ワクチン」が税込11,000円、「23価肺炎球菌ワクチン」が税込7,560円となります。それぞれ予防接種として1回の注射を行い終了となります。最も頻度の高い副作用として接種部位の腫れや痛みが挙げられます。その他ご不明な点はお気軽に当院にご相談ください。
 

2018-06-29 09:02:00

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