きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

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2024年3月号(第98号)【 「スギ花粉」が飛び始めました 】

【 「スギ花粉」が飛び始めました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第98号を発行いたしました。 本号では、「スギ花粉症のお話」を掲載いたします。

2月入り、幼児から小中高校生を中心にB型インフルエンザが大流行しています。また今年に入り成人を中心に新型コロナウイルス感染症の新規患者数も増加(第10波)しています。新型コロナウイルス感染症は40歳以下の若年者には一般的にはインフルエンザより症状が軽い印象ですが、60歳以上の高齢者は相変わらず重症化しやすい傾向があるようです。新型コロナウイルス感染症患者が重症化しても、新型コロナウイルス患者専用の入院病床は相変わらず満床で全く入院できない状態が続いています。新型コロナウイルスに対する内服治療薬(ゾコーバ)は現時点で(3割負担で)9000円と、高額の自己負担料金が必要となります。新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンを毎年必ず接種しましょう。

2月に入りスギ花粉が飛散開始しました。過去のクリニック通信でたびたび申し上げているように、私はひどいスギ・ヒノキ花粉症です。
日本気象協会ホームページによりますと、今年のスギ花粉飛散量は、過去10年の平均と比較すると、九州~東北で前シーズンよりやや多くなる見通しだそうです。花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響するそうです。高温・少雨で日照時間が長い夏は、花芽が多く形成され翌年春の花粉飛散量が多くなる傾向があります。昨年の夏は猛暑となったため、今春の花粉飛散量はほとんどの地域で例年よりやや多くなりそうです。
飛散開始時期は例年並みで、九州から関東で2月上旬から飛散開始となるそうです。昨年までマスク着用のため花粉症の症状が弱かった方も、マスク着用をしていない今年は万全な花粉症対策が必要になりそうです。

スギ花粉症の一番の対策は、スギ花粉の吸入・接触を避けることです。スギ花粉は粒状物なので風が強い日は空気中に舞いますが、その後地面に落下します。また洋服にも付着します。空気中に舞っているスギ花粉をマスクで予防することはもちろんですが、地面や洋服に付着している花粉を吸いこまないことも重要になります。地面に落下している花粉を吸いこむことが最も多い時間は、夜にベッドや布団に顔をうずめて寝ているときになります。スギ花粉を避けるのに有効な対策として、布団やベッドにスギ花粉を付着させないこと、洋服に付着したスギ花粉を自宅に持ち帰らないことの2点が特に重要になります。
具体的には、寝室の換気をしない」 「シーツや布団は部屋干しする」 「布団に花粉が付着した場合は掃除機で吸い取る」 「寝室の枕元に空気清浄機を設置する」 「衣服は部屋干しにする」 「特に寝具に花粉を付着させないように注意するになります。
新型コロナウイルスの流行のため、マスクを着用することは慣れましたが、部屋の換気も行わなければいけなくなったためにスギ花粉の室内の侵入には特に注意が必要です。

スギ花粉によるアレルギー性炎症の総称をスギ花粉症といいます。具体的にはスギ花粉による「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」「アレルギー性気管支炎」「アレルギー性皮膚炎」の全てを総称して、スギ花粉症というのです。スギはヒノキ科の植物のため、スギ花粉症患者のほとんどはヒノキ花粉症も合併し「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されます。スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は、1月下旬~5月上旬ごろになります。

スギ花粉症(スギ花粉によるアレルギー性炎症)の具体的な症状を、以下に示します。
【アレルギー性鼻炎】支炎鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻のかゆみ・むずむず感、頭重感、前頭部痛
【アレルギー性結膜炎】目のかゆみ、充血、目のまわりの腫れ
【アレルギー性皮膚炎】皮膚のかゆみ、赤み、皮膚のかさつき(特に鼻~頬の辺りに多い)
【アレルギー性気管支炎】咳、痰、喉のいがいが感(スギ花粉によって誘発される「咳ぜんそく」とほぼ同じ症状です)

スギ花粉症の症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは有名ですが、いったん出始めると止まらなくなる咳(特に夜中に多い)や、皮膚のかゆみも花粉症の症状の可能性があるので注意が必要です。
風邪の症状とも似ていますが、目のかゆみを伴う場合や2週間以上症状が続く場合は、風邪ではなく花粉症を強く疑います。

花粉症の治療は、内服薬、点鼻薬、点眼薬などで行います。従来の花粉症治療薬は眠気を催すものが多かったのですが、眠くなりにくくある程度の効果が期待できる薬も開発されています。
スギ花粉の飛散が終わる5月中旬より「スギ花粉症舌下免疫療法」を合わせて行うことも可能です。
私自身のスギ花粉症治療の経験も踏まえながら、患者様の個々のニーズに合った最適な花粉症治療の提案を出来るように努めます。花粉症でお困りの方は是非当院にお気軽にご相談ください。

2024-02-19 09:27:47

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2024年2月号(第97号)【インフルエンザ・新型コロナが同時流行しています。今からでもインフルエンザワクチンを接種しましょう。】

【 インフルエンザ・新型コロナが同時流行しています。今からでもインフルエンザワクチンを接種しましょう。 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第97号を発行いたしました。
本号では、「インフルエンザ・新型コロナ同時流行」のお話を掲載いたします。

2023年9月の初めから流行しているインフルエンザ感染症ですが、本ブログを記載している2024年1月14日時点でも流行が収まる気配が全くありません。
新型コロナウイルス流行後の感染予防の徹底のためか、2020年3月を最後に近年はインフルエンザの流行が全く起こりませんでした。そのため日本人のインフルエンザ抗体保有量も全体的に少なくなっています。2020年3月の最後のインフルエンザ流行以降に出生した0~3歳児は全くインフルエンザに対する抗体を持っておらず、インフルエンザに罹患する患者の年齢層も幼児や小児などの若年層が多くなっています。例年インフルエンザは学校・幼稚園・保育園から感染者が広がり、3学期が始まってからさらなる大流行を起こすことが多いです。インフルエンザに罹患すると、小児や幼児ではインフルエンザ脳症を合併し重症化するケースが過去に多く報告されています。現在流行しているインフルエンザはA型(H1N1)株とA型(H3N2)株の2種類ですが、高熱が続くなど比較的症状が重い印象があります。インフルエンザワクチンを接種すると、インフルエンザに罹患する確率が低下し、またインフルエンザに罹患した際も重症化を予防することができます。インフルエンザワクチン接種とインフルエンザ治療薬の服用で、有熱期間がかなり短縮している印象があります。インフルエンザワクチンを接種していない方は、今からでも遅くはないのでできるだけインフルエンザ予防接種を受けましょう。今年のインフルエンザワクチンも、昨年に続いてA型インフルエンザウイルス2種類、B型インフルエンザウイルス2種類、合計4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれています。

1医療機関あたり平均患者数(全国)

2023年7月から10月まで続いていた新型コロナウイルス感染症の流行は通算第9波目であり、オミクロン株「XBB」系統「エリス」株(EG株)の流行でした。一旦流行は収まりましたが、再び昨年末より新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増加に転じています(上図)。新たな変異株であるオミクロン株「BA.2」系統「JN.1」株の流行だそうです。「JN.1株」も変異株と同じオミクロン系統なので、JN.1株の潜伏期間は約3日(2日~5日)程度と考えられます。今のところの印象では、臨床症状も今までのオミクロン株と同様に発熱とのどの痛みが多いようです。
新型コロナは弱毒化の傾向にありますが、高齢者にとってはまだまだ侮れないウイルスです。高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、できるだけ新型コロナワクチンの追加接種を行い、いつまで続くかわからない新型コロナ・インフルエンザの同時流行を乗り越えましょう。
「ワクチンで感染予防を行う」「風邪をひいたら高齢者に接しない」ことが大切と考えます。今後もインフルエンザ・新型コロナ感染症は、地球上からなくなる見込みはありません。風邪症状でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。最近は混雑のため予約が大変とりにくく、申し訳なく感じております。午後の予約であれば13時45分にネット予約を行うことで予約が取れる場合が多いと思いますのでよろしくお願いいたします。

2024-01-15 12:35:55

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2024年1月号(第96号)【 「インフルエンザの流行が止まりません」 今からでもインフルエンザワクチンを接種しましょう 】

【 「インフルエンザの流行が止まりません」 今からでもインフルエンザワクチンを接種しましょう 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第96号を発行いたしました。
2016年4月に開院した当院も、おかげさまで2024年で9年目を迎えることが出来ました。これからも宜しくお願致いいたします。

2023年9月の初めから流行しているインフルエンザ感染症ですが、本ブログを記載している2023年12月21日時点でも流行が収まる気配が全くありません(図1)。

「インフルエンザの流行が止まりません」 今からでもインフルエンザワクチンを接種しましょう

新型コロナウイルス流行後の感染予防の徹底のためか、2020年3月を最後に近年はインフルエンザの流行が全く起こりませんでした。そのため日本人のインフルエンザ抗体保有量も全体的に少なくなっています。2020年3月の最後のインフルエンザ流行以降に出生した0~3歳児は全くインフルエンザに対する抗体を持っておらず、インフルエンザに罹患する患者の年齢層も幼児や小児などの若年層が多くなっています(図2)。例年インフルエンザは学校・幼稚園・保育園から感染者が広がり、3学期が始まってから大流行を起こすことが多いです。インフルエンザに罹患すると、小児や幼児ではインフルエンザ脳症を合併し重症化するケースが過去に多く報告されています。現在流行しているインフルエンザはA型(H1N1)株とA型(H3N2)株の2種類ですが、高熱が続くなど比較的症状が重い印象があります。

インフルエンザワクチンを接種すると、インフルエンザに罹患する確率が低下し、またインフルエンザに罹患した際も重症化を予防することができます。インフルエンザワクチン接種とインフルエンザ治療薬の服用で、有熱期間がかなり短縮している印象があります。インフルエンザワクチンを接種していない方は、今からでも遅くはないのでできるだけインフルエンザ予防接種を受けましょう。今年のインフルエンザワクチンも、昨年に続いてA型インフルエンザウイルス2種類、B型インフルエンザウイルス2種類、合計4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれています。

インフルエンザワクチンの接種料金は、昨年と同様1回3,500円(税込み)です。2回接種の方で、当院で2回目の接種を行う場合は、2回目の接種料金が3,000円に減額になります。65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1,500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。

また、小児の間ではアデノウイルス感染症や溶連菌感染症も流行しています。またここ数日においては、最近新規患者数が減少していた新型コロナウイルス感染症患者も再び増加に転じているように感じます。新型コロナウイルス感染症は弱毒化の傾向にありますが、高齢者にとってはまだまだ侮れないウイルスです。高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、できるだけ新型コロナワクチンの追加接種を受けましょう。

風邪症状でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。最近は混雑のため予約が大変とりずらく、申し訳なく感じております。午前中の予約が一杯の場合、午後の予約であれば14時45分ちょうどにネット予約を行うと予約が取れる場合が多いと思いますのでよろしくお願いいたします。

2023-12-22 10:37:11

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2023年12月号(第95号)【 年に1回は健康診断を受けましょう】

【 年に1回は健康診断を受けましょう 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第95号を発行いたしました。
本号では、「健康診断」のお話を掲載いたします。

健康診断には、大きく分けて2種類あります。「特定健診(特定健康診査)」「がん検診」です。

「特定健診」は、1年に1回、40歳以上の方を対象としています。
具体的な内容は、肥満度測定血圧測定尿検査一般血液検査(血糖、中性脂肪・コレステロール、肝機能、腎機能、尿酸など)などになります。
血圧、血糖値、悪玉LDLコレステロール、中性脂肪などが高い方は、生活習慣病の疑いがあります。生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)を放置すると、心臓病や脳卒中のリスクが高まりますので注意が必要です。
大切な人を悲しませないためにも、毎年特定検診を受けて生活習慣病を予防し、健康で長生きできる生活を心がけましょう。

国民健康保険に加入の方と、後期高齢者医療保険に加入の方は、毎年3月末(4月から9月生まれの方)あるいは7月末(10月から3月生まれの方)ごろ、自宅に「特定健診の受診券」が郵送されます(市川市在住の場合)。当院で特定健診を行うことが出来ますので、ご希望の方は電話あるいはクリニック受付にて予約をお願い致します。
社会保険に加入の方とそのご家族の方は、各社会保険で指定された病院で行うことが出来ます。特定健診を受診の方法は各社会保険にお問い合わせください。

「がん検診」は、主なものに「肺がん検診」、「大腸がん検診」、「前立腺がん検診」、「胃がん検診」「乳がん検診」「子宮がん検診」があります。
対象の方は、各がん検診によって異なりますので、詳しくは市川市のホームページをご覧ください。当院の待合室にも特定健診、がん検診の案内を掲示しています。

具体的には、以下の検査を行います。

「肺がん検診」(40歳以上) :胸部レントゲン写真(必要であれば喀痰検査)
「大腸がん検診」(40歳以上) :便潜血検査
「胃がん検診」(40歳以上) :ピロリ菌検査(血液検査)、胃内視鏡検査、バリウム検査
「前立腺がん検診」(50歳以上) :腫瘍マーカー検査(血液検査)
「乳がん検診」(30歳以上) :超音波検査・マンモグラフィ
「子宮がん検診」(20歳以上) :細胞診検査

普通の血液検査でがんを発見することはできません。毎年血液検査を受けていて異常がなくても、がん検診を受けていない方は毎年かならずがん検診を受けましょう。
当院では「肺がん検診」「大腸がん検診」「前立腺がん検診」と、「胃がんリスク検診(ピロリ菌の血液検査)」を行うことが出来ます。(胃内視鏡・バリウム検査、乳がん・子宮がん検診は当院では行っておりません。)

2023-11-21 12:10:58

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2023年11月号(第94号)【 今年も子どものインフルエンザ予防接種費の助成が始まりました】

【 今年も子どものインフルエンザ予防接種費の助成が始まりました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第94号を発行いたしました。
本号では、「子どものインフルエンザ予防接種の費用助成」について掲載いたします。

10月1日より今年のインフルエンザ予防接種が開始しました。
インフルエンザの予防接種を希望の方は、通常の診察と同様に診療時間内に受診してください(インターネット予約をお願い致します)。
インフルエンザワクチンと、新型コロナワクチンなどの他のワクチンとの接種間隔の規定はありません。
インフルエンザワクチンは他のワクチン間隔を空けずに接種することができ、また他のワクチンと同時に接種することもできます。

(本ブログを記載している2023年10月5日時点で)新型コロナウイルス感染症の流行はピークを過ぎて落ち着いてきた感があります。その代わりにインフルエンザが、保育園・幼稚園・学校で猛威を振るい始めています。現在流行しているインフルエンザはA型(H1N1)株とA型(H3N2)株の2種類です。最近はインフルエンザの流行がなかったため、日本人のインフルエンザ抗体保有量も全体的に少なくなっています。最後のインフルエンザの流行が2020年2月なので、それ以降に出生した0~3歳児は全くインフルエンザに対する抗体を持っていないことになります。インフルエンザに対する抗体を持っていない小児や幼児は重症化するリスクも高く、インフルエンザワクチンを接種してインフルエンザの重症化予防を行うことが大切であると考えます。

2023年の接種料金は、昨年と同様1回3,500円(税込み)です。2回接種の方が当院で2回とも接種を行う場合は、2回目の接種料金が3,000円に減額になります。
65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1,500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。

成人(13歳以上) 1回接種
(成人は過去のインフルエンザ感染による抗体を持っているため)
小児(生後6か月~12歳) 2回接種(2~4週間隔で)
(若年者は十分な抗体を持っていないため)

今年度も、(支給額は減少しましたが)小学生以下のお子様のインフルエンザ予防接種費に市川市から助成がおりることになりました。

【対象者】
接種時時点で市川市に住民登録がある、生後6か月から小学6年生のお子様(平成23年4月2日以降に生まれた生後6か月以上の方)

【助成内容】
対象者1人につき2回まで、1回あたり1,500円を上限。

【申請方法】
ワクチン接種後に、「ワクチン接種の領収書の原本」を用意し、市川市ホームページからオンラインにて申請してください。詳細は、市川市ホームページでご確認ください。

小学生以下のお子様のインフルエンザ予防接種は2回接種が必要です。当院で2回インフルエンザ予防接種を行うと1人当たり6,500円かかりますが、ここから3,000円の助成がおりることになります。
インフルエンザ予防接種についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

2023-10-05 13:41:03

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2023年10月号(第93号)【新型コロナ・インフルエンザが同時流行しています。インフルエンザワクチンを接種しましょう。 】

【 新型コロナ・インフルエンザが同時流行しています。インフルエンザワクチンを接種しましょう。 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第56号を発行いたしました。
本号では、「新型コロナ・インフルエンザ同時流行」のお話を掲載いたします。

(本ブログを記載している2023年9月20日時点で)新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ感染症が同時流行しています。今夏からの新型コロナウイルス感染症の流行は第9波目であり、オミクロン株「XBB」系統「エリス」株の流行だそうです。また新たな変異株「ピロラ」株も出てきており、WHO世界保健機関は8月“監視下に置くべき変異株”に指定し、推移を見守っているそうです。症状は発熱とのどの痛みであり、高齢者は時に重症化することありますが、若年者では通常の風邪と区別がつかないくらいの軽い症状のことも多いようです。
また、インフルエンザも同時流行しています。現在流行しているインフルエンザはA型(H1N1)株とA型(H3N2)株の2種類です。最近はインフルエンザの流行がなかったため、日本人のインフルエンザ抗体保有量も全体的に少なくなっています。最後のインフルエンザの流行が2020年2月なので、それ以降に出生した0~3歳児は全くインフルエンザに対する抗体を持っていないことになります。例年インフルエンザは学校・幼稚園・保育園から感染者が広がります。インフルエンザに対する抗体を持っていない小児や幼児は重症化するリスクも高く、今回の新型コロナ、インフルエンザ同時流行により、医療崩壊を起こしてしまう可能性も否定できません。
10月からインフルエンザ予防接種が始まりますので、可能な限り早急にインフルエンザ予防接種を受けましょう。
新型コロナは弱毒化の傾向にありますが、高齢者にとってはまだまだ侮れないウイルスです。高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、できるだけ新型コロナワクチンの追加接種を行い、今回の新型コロナ・インフルエンザの同時流行を乗り越えましょう。

「ワクチンで感染予防を行う」「風邪をひいたら高齢者に接しない」ことが大切と考えます。今後も新型コロナ・インフルエンザ感染症は、地球上からなくなる見込みはありません。

今年のインフルエンザワクチンも、昨年に続いてA型インフルエンザウイルス2種類、B型インフルエンザウイルス2種類、合計4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれています。

2023年度のインフルエンザワクチン に含まれる抗体4種類

A型:A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
A型:A/ダーウィン/9/2021 (SAN-010)(H3N2)
B型:B/プーケット/3073/2013 (山形系統)
B型:B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)

インフルエンザワクチンは、ワクチン製造用のインフルエンザウイルスを発育鶏卵に接種して増殖させ、漿尿液から精製・濃縮したウイルスをエーテルで部分分解し、更にホルマリンで不活化したものです。
インフルエンザワクチンの製造過程でニワトリの卵を用いていますが、ワクチンの中にはごく微量の卵の成分しか残っていないといわれています。ですので、卵アレルギーがある場合でも、加熱・加工した卵を食べられるのであれば、インフルエンザワクチンの接種は基本的には問題ありません。

今年のインフルエンザ予防接種は2023年10月2日(月)より開始する予定です。

成人(13歳以上) 1回接種
(成人は過去のインフルエンザ感染による抗体を持っていることが多いため)
小児(生後6か月~12歳) 2回接種(2~4週間隔で)
(若年者は十分な抗体を持っていないことが多いため)

2023年の接種料金は、昨年と同様1回3,500円(税込み)の予定です。2回接種の方で、当院で2回目の接種を行う場合は、2回目の接種料金が3,000円に減額になります。65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1,500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。

予防接種を受けてから抗体ができるまでに3~4週間かかります。10月に入ったら速やかに(遅くとも11月末までには)インフルエンザ予防接種を受けましょう
 

2023-09-20 17:54:14

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2023年9月号(第92号)【 2023年のインフルエンザ予防接種専門外来 】

【 2023年のインフルエンザ予防接種専門外来 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第92号を発行いたしました。
本号では、「2023年のインフルエンザ予防接種専門外来」のお話を掲載いたします。

今年のインフルエンザ予防接種は10月1日より開始する予定です。インフルエンザの予防接種を希望の方は、通常の診察と同様に診療時間内に受診してください(インターネット予約をお願い致します)。
インフルエンザワクチンの接種は10月から12月の間に行いましょう。

新型コロナウイルス感染症の流行のため、2020年度、2021年度は冬期にインフルエンザの流行が全く起こりませんでした。そのため日本人のインフルエンザ抗体の保有量は全体的に少なくなっていると考えられます。最後のインフルエンザの大流行は2020年の2月なので、それ以降に出生した0~3歳児のほとんどインフルエンザに対する抗体を持っていないことになります。昨年2022年度の冬はA型インフルエンザの小さな流行が起りました。今年の夏は当院においてもA型インフルエンザの患者が散見されています。そのため今年2023年度の冬は、小児を中心にインフルエンザが大流行を起こす可能性が高いと考えられます。

今年のインフルエンザワクチンも、昨年に続いてA型インフルエンザウイルス2種類、B型インフルエンザウイルス2種類、合計4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれています。
インフルエンザワクチンは、他のワクチン(新型コロナワクチンを含む)との接種間隔の規定はありません。

成人(13歳以上)1回接種(成人は過去のインフルエンザ感染による抗体を持っているため)
小児(生後6か月~12歳)2回接種(2~4週間隔で)(若年者は十分な抗体を持っていないため)


今年も特定の土曜日の午後に、「インフルエンザ予防接種 専門外来」を臨時開院いたします。
完全予約制になります。インフルエンザ予防接種以外の診察は原則として行いません。
なお、インフルエンザワクチンの在庫が不足している場合は、インフルエンザ予防接種専門外来は開院しません。申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

【2023年のインフルエンザ予防接種専用外来の開催日時】
(14時から17時まで。合計3日間。各日先着200名。)
10月 : 10/14(土)
11月 : 11/4(土)、11/25(土)


当日13時より公式ホームページから先着200名、インターネットのみでの予約とします。ネット環境のない方は、土曜日午後のインフルエンザ予防接種専門外来ではなく、通常の診療時間内にインフルエンザの予防接種を受けてください。
予約番号によって下記の通り来院時間を振り分ける方法としました。よろしくお願いいたします。
予約番号1~40番の方は、14時~14時30分 に来院してください。
予約番号41~70番の方は、14時30分~15時 に来院してください。
予約番号71~100番の方は、15時~15時30分 に来院してください。
予約番号101~140番の方は、15時30分~16時 に来院してください。
予約番号141~170番の方は、16時~16時30分 に来院してください。
予約番号171~200番の方は、16時30分~17時 に来院してください。

2023年の接種料金は、昨年と同様1回3500円(税込み)です。2回接種の方で、当院で2回目の接種を行う場合は、2回目の接種料金が3000円に減額になります。65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。

インフルエンザ予防接種についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。
 

2023-08-23 14:38:29

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2023年8月号(第91号)【 ビールで水分補給はダメ。熱中症のお話。 】

【 ビールで水分補給はダメ。熱中症のお話。 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第91号を発行いたしました。
本号では「熱中症」のお話を掲載いたします。

今年の夏は暑いですね。気象庁の1か月予報では、今年の7月は平年より気温が高い日が続くようです。熱中症に注意が必要ですね。

人間の体の約60%は水分で出来ています。残りの40%は、蛋白質、脂肪、電解質(塩分・ナトリウムなど)で出来ています。
熱中症とは、汗をかくことによって、体に必要な水分電解質(塩分・ナトリウムなど)が失われることによっておこります。屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となります。
熱中症は、スポーツや肉体労働などの活動中に生じる「労作性熱中症」と、日常生活で生じ、特に高齢者に多い「非労作性熱中症」の2つに大別されます。
気温が25℃になると熱中症の患者が発生し、31℃を超えると急増するといわれています。

熱中症の症状は、気分不快、顔面蒼白、血圧低下、手足のしびれ、筋肉痛などから始まり、ひどくなると、頭痛、吐き気、脱力感、大量発汗、頻脈、めまい、下痢を起こします。脳に必要な水分や電解質が送られなくなると、高熱意識障害を生じ、生命の危険を伴うこともあるため注意が必要です。

1日のうちに体内から失う水分量は、一般成人で約2500mLと言われています。
内訳は、尿で約1,500mL、不感蒸泄(発汗以外の皮膚および呼気からの水分喪失)が約900mlとなります。夏場はそれ以外に汗で水分を失うため、水分補給が重要になります。
夏の炎天下では、10分歩くと約100mLの汗をかくそうです。夏の室内で活動すると、一日の汗の量は約3000mLとなり、高温環境の工場で8時間働くと、汗の量は約12Lにも達するそうです。

スポーツをしている人や、汗をかく事の多い仕事をしている人にとっては、水分補給はもちろん、電解質(塩分)補給も重要です。 汗の成分は、99%が水分で、0.05~0.5%が塩分となっています。500mLの汗をかくと約1.5g、1,000mlの汗をかくと約3gの塩分が体外に出ていると考えられます。

暑い日は仕事帰りのビールがおいしいですね。しかし、ビールで水分補給はNGです。アルコールには非常に強い利尿作用があり、水分が体の外に排出されやすくなります。 お酒を飲むとトイレに頻繁に行くようになり、飲酒後に喉が渇くのはそのためです。 特にビールにはアルコール・カリウム・水分の相乗効果による利尿作用で、1リットルの量のビールを飲むと、体からは1.1リットルの水分が失われると言われています。

夏場はこまめに水分補給を、激しい汗をかくことが予想される場合(90分以上の運動など)はスポーツドリンクや経口補水液などで水分と塩分補給を心がけましょう。

2023-07-12 14:37:01

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2023年7月号(第90号)【 「ヘルパンギーナ」が流行しています 】

【 「ヘルパンギーナ」が流行しています 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第90号を発行いたしました。
本号では「ヘルパンギーナ」のお話を掲載いたします。

夏風邪が大流行しています。新型コロナウイルス感染対策のため、ここ数年マスク着用、手洗い等の感染予防を徹底していました。感染予防の徹底により子どもが風邪を引く頻度が減り、子どもの風邪に対する抗体保有量は現時点ではかなり低下していると考えられます。今夏からマスクを外す日常が戻ったことで、風邪に対する抗体を持たない子どもたちが次々と夏風邪に罹患しているのです。

代表的な夏風邪に、ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)があります。最近はRSウイルス感染症も夏に流行しています。今夏は、5月を過ぎてから小学校でA型インフルエンザが流行したり、新型コロナウイルス感染者数も増加に転じており注意が必要です。
夏風邪は嘔吐・下痢・腹痛などの胃腸炎症状、目の充血などの結膜炎症状を合併しやすいことが特徴です。またRSウイルス感染症などは、風邪症状が改善した後も咳が長く続くことがあり注意が必要です。

ヘルパンギーナは、高熱と、のど(軟口蓋)に強い痛みを伴う水疱性の発疹を認める急性ウイルス感染症です。基本的に予後は良好な疾患ですが、乳幼児は時に重症化する場合があるので注意が必要です。

【疫学】
ヘルパンギーナは代表的な夏風邪のため、毎年5月から8月にかけて流行します。患者の年齢は5歳以下が全体の90%以上を占め、1歳代がもっとも多く、ついで2、3、4歳代の順で、0歳と5歳はほぼ同程度の症例が報告されています。

【原因と感染経路】
主にコクサッキーA群ウイルスを原因とします。原因ウイルスは複数あるため、繰り返し罹患する可能性があります。ヘルパンギーナに罹患した人の咳や鼻汁・唾液などに含まれるウイルスによって感染します(飛沫感染)。また、唾液や便から排出されたウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染します(経口・接触感染)。 飛沫や鼻汁からは1~2週間、便からは数週~数か月間、ウイルスが排出され続けます。

【症状】
2~6日の潜伏期の後、突然の高熱、咽頭痛や咽頭発赤を呈し、口腔内に水疱や発赤が現れます。水疱は破れて痛みも伴います。2〜4日で解熱し、7日程度で治癒します。高熱による倦怠感や口腔内の痛みなどから、食事や水分を十分にとれず、脱水になることもあります。頭痛やおう吐、発熱が続く場合はお気軽に相談をお願いします。
合併症としては、熱に伴う熱性けいれんと、まれに髄膜炎や心筋炎が生じることがあります。 

【治療】
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
ワクチンは開発されていません。飛沫感染や接触感染、経口感染により感染するため、 マスク着用、手洗いなどの一般的な予防法の励行が大切です。有効な治療法はありませんが、多くの場合自然経過で治癒します。口の中に水疱ができ食事がとり難いため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。

【登園・登校基準】
厚生労働省が出している保育所における感染症対策ガイドラインでは、「発熱や口腔内の水疱の影響がなく、普段の食事がとれる」ようになることが、ヘルパンギーナの登園目安となっています。保育園や幼稚園に登園するときには、熱がなく問題なく食事がとれることを登園目安としましょう。
一方で、保育園や幼稚園によっては、集団感染を防ぐ目的で明確な登園禁止期間を設けている施設もあります。手足口病にかかったら、通っている保育園や幼稚園に出席停止期間や登園基準が決められているかを確認しておくとよいでしょう。

夏風邪でお困りの際は、お気軽に当院にご相談ください。

2023-06-26 14:40:05

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2023年6月号(第89号)【 「イネ科の花粉症」の季節です 】

【 「イネ科の花粉症」の季節です 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第89号では、昨年度に続いて今年もイネ科の花粉症のお話を掲載いたします。

あたたかくなり、マスクも外せるようになったので、江戸川の河川敷の散歩がとても心地よいですね。
今年は昨年と比較してスギ・ヒノキの飛散量が約1.8倍と多かったので、(私も含め)スギ・ヒノキ花粉症の方はとても症状がつらかったのではないかと思います。スギ・ヒノキ花粉症は、一般的にはゴールデンウイークごろで終わります。一方、ゴールデンウイークを過ぎても花粉症の症状が続いている場合は、イネ科の花粉症の可能性があります。イネ科の花粉の飛散は例年4月上旬ごろからから始まり、5月以降にピークを迎えるためです。

江戸川の河川敷に多くのイネ科の植物が植生しています。現在の市川市周辺の江戸川堤防では、イネ科の「ネズミホソムギ」を中心とする寒地型の外来牧草類が広く分布しています。

「ネズミホソムギ」(鼠細麦:イネ科ネズミムギ属)は、ネズミムギとホソムギの中間型の帰化植物で、別名を「イタリアンライグラス」といいます。緑化や飼料用に栽培される一年草または越年草で、丈は40-70cmになります。
「ネズミホソムギ」の花粉の飛散時期は5月中旬~8月上旬(ピークは5月中旬~6月下旬)になります。

その他の花粉症を引き起こすイネ科の植物に、「カモガヤ」「オオアワガエリ」があります。カモガヤの別名を「オーチャードグラス」、オオアワガエリの別名を「チモシー」といいます。ともに飼料用(主に採草用)として最も広く利用され、沖縄を除く全国で栽培されています。花粉の飛散時期は5月~8月になります。空き地・道端・畑の周辺などに、ほぼ日本全域に生息しています。

イネ科の花粉はスギ花粉のように広範囲に飛散しません。スギ花粉は10km以上飛散する一方、イネ科の花粉は多くて200m程度しか飛散しません。江戸川の河川敷を散歩すると花粉症の症状が悪くなる人は、イネ科の「ネズミホソムギ」の花粉症の可能性が高いと考えます。

ところで、イネ科の花粉症に罹患すると、口腔アレルギー症候群(花粉-食物アレルギー症候群)を引き起こすことが知られています。口腔アレルギー症候群とは、果物や野菜を食べた際、約15分以内に唇や口の中にイガイガ感・かゆみ・腫れなどのアレルギー症状があらわれる病気です。特定の花粉に含まれる抗原物質と特定の果物・野菜に含まれる抗原物質で似ているものがあります。そのため特定の花粉に対してアレルギーを起こすと、特定の果物・野菜に対してもアレルギーを引き起こしてしまうことがあり、イネ科の花粉症に罹患すると特定の食物の口腔アレルギーを生じる原因になります。イネ科の花粉に含まれる抗原物質と似ている抗原をもつ食物は、ウリ科(メロン、スイカ)、ナス科(トマト、じゃがいも)、マタタビ科(キウイ)、ミカン科(オレンジ)、マメ科(ピーナッツ)が知られています。これらの果物や野菜を食べた後に口の中がイガイガする人は、イネ科の花粉症の可能性があります。

ゴールデンウイークを明けても花粉症の症状が続く方、血液採取によるアレルギー検査を希望の方、ダニやスギ花粉症の舌下免疫療法をご希望の方は、当院にお気軽にご相談ください。

2023-05-29 14:25:17

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