きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

きし内科クリニック
市川市、本八幡|呼吸器内科、アレルギー科、内科、小児科

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2019年8月号(第43号)【 「手足口病」が流行っています 】

【 「手足口病」が流行っています 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第43号を発行いたしました。
本号では、「手足口病」のお話を掲載いたします。

手足口病が大流行しています。
手足口病は、その名のとおり、口腔粘膜および手や足などに水疱性の発疹を認める急性ウイルス感染症です。基本的に予後は良好な疾患ですが、0歳児は時に重症化する場合があるので注意が必要です。

【疫学】
手足口病は4歳位までの幼児を中心に夏季に流行が見られる疾患です。2歳以下が約半数を占めていますが、学童でも流行的発生がみられることもあります。学童以上の年齢層の大半は既にこれらのウイルスの感染を受けています。手足口病に感染しても症状の全く見られないこと(不顕性感染)も多くあります。成人での発症はあまり多くありませんが、成人が発症すると痛みを伴うなど症状が強く表れることがあるので注意が必要です。乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染するといわれています。終生免疫は獲得されないため、その後もどの年齢でも再感染は起こります。

【原因と感染経路】
エンテロウイルスに属する、コクサッキーウイルスA16、A6、エンテロウイルス71などが手足口病の原因ウイルスになります。
手足口病の感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つになります。
飛沫感染:咳やくしゃみなどでウイルスなどが飛び散り、人に感染する事。
接触感染:触れたり、さわったり、間接的な接触などによってウイルスが人に感染する事。
糞口感染:排泄物によって人に感染する事。
乳幼児が、集団生活をしている保育園や幼稚園などでは注意が必要です。

【症状】
潜伏期間は2~5日です。発熱後1~2日で口の中の痛み・水泡を伴った発疹が出現します。のどの痛み・食欲不振も伴います。発疹は手のひらや足の裏、おしりなどに出現し、痛みを伴うこともあります。症状は約1週間から10日間続きます。発疹・水疱がかさぶたになり、乾燥して元通りに治るまでは、他人に感染させる恐れがあります。この期間は発疹・水疱部分の他に、唾液や鼻水からもウイルスが排出されます。また発疹が消失した後も、約1か月間は排泄物にウイルスが残る場合があり、症状を認めてから約1ヶ月間は他人にうつる可能性があるので注意が必要です。

【治療】
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。ウイルス感染のため抗生剤は無効です。

【登園・登校基準】
手足口病は、政府によって出席停止の期間が定められている病気ではありません。
厚生労働省が出している保育所における感染症対策ガイドラインでは、「発熱や口腔内の水疱の影響がなく、普段の食事がとれる」ようになることが、手足口病の登園目安となっています。保育園や幼稚園に登園するときには、熱がなく問題なく食事がとれることを登園目安としましょう。
一方で、保育園や幼稚園によっては、集団感染を防ぐ目的で明確な登園禁止期間を設けている施設もあります。手足口病にかかったら、通っている保育園や幼稚園に出席停止期間や登園基準が決められているか確認しておくとよいでしょう。

手足口病、アデノウイルス感染症、ヘルパンギーナなどの夏風邪は嘔吐を伴うことが多いです。お子様の嘔吐物の処理の際にご両親が感染してしまうことも多いので、嘔吐物処理の際はマスク着用や、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒、うがい・手洗いを心がけましょう。夏風邪でお困りの際は、お気軽に当院にご相談ください。

2019-07-16 10:37:37

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2019年7月号(第42号)【 「ダニアレルギー」の季節です。「ダニアレルギーの舌下免疫療法」 】

【 「ダニアレルギー」の季節です。「ダニアレルギーの舌下免疫療法」 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第42号を発行いたしました。
本号では、「ダニアレルギー」と「ダニアレルギーの舌下免疫療法」のお話を掲載いたします。

「ダニアレルギー」は、本邦では「スギ花粉症」の次に患者数が多いアレルギー疾患になります。
ダニアレルギーによって引き起こされる主な疾患に、「気管支ぜんそく」「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」「じんましん」「アレルギー性結膜炎」などがあります。ダニの死骸や糞の吸入や、皮膚や目への付着でダニアレルギーが引き起こされます。特に「小児ぜんそく」「通年性アレルギー性鼻炎」の原因の多くは、ダニアレルギーが占めているといわれています。

「ダニアレルギー」の原因は、主に「ヤケヒョウヒダニ」と「コナヒョウヒダニ」の2種類のダニになります。ちなみに、「ハウスダストアレルギー」の原因は、「室内のほこり」です。室内のほこりには、ダニ、ペットのフケ、ゴキブリ・ガなどの昆虫、カビなどが含まれていますが、室内のほこりの中でも主なアレルギーの原因はダニであるといわれています。そのため、ハウスダストアレルギーの方も、ダニへの対策が非常に重要になります。ダニは夏にどんどん増殖し、秋にはダニの死骸や糞が最も多くなり、ハウスダストの主成分となります。吸い込むのは生きているダニではなくダニの死骸や糞のため、ダニアレルギーはダニが活発に活動する夏よりも、糞や死骸が舞う秋によりひどくなるといわれています。

夏~秋にかけて悪化するダニアレルギーの対策は、ダニが増え始める梅雨の時期から始めることが重要です。家の中の掃除も重要ですが、寝室の布団の掃除が特に重要であるといわれています。1日のうち約3分の1もの時間、布団に顔を付けて寝ているためです。
布団の丸洗い洗濯や、毎週2回程度の布団掃除機をかけることが重要です。また布団乾燥機もダニを死滅させるのに有効です。布団乾燥機を使用した後は掃除機でダニの死骸を吸い取りましょう。布団の天日干しは、生きているダニは布団の内部に潜り込んでしまうため、完全にはダニを死滅させることは出来ないといわれています。また、ダニアレルギーの他に花粉症がある方は、布団に花粉を付けて室内に持ち込んでしまうため、花粉症が悪化してしまうこともあるので注意が必要です。布団の天日干しをした後は、掃除機でダニの死骸や付着した花粉を吸い取るようにすると効果的です。また、防ダニ機能やアレルギー対策を施した布団を使用することも効果的です。

ダニアレルギー対策を十分に行っても症状がひどく、アレルギー性鼻炎を伴っている場合は、ダニアレルギー舌下免疫療法の適応になります。
ダニアレルギー舌下免疫療法とは、ダニ抗原エキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、ダニに対するアレルギー反応を弱めていく治療法です。
具体的には、薬を舌の下に1分間保持してから飲み込みます。これを1日1回、4年間行うことで、約90%の患者さんのダニによるアレルギー性鼻炎の症状が軽減するといわれています。
ダニアレルギー舌下免疫療法は、5歳以上のダニアレルギーの方に通年で行うことが出来ます。

ダニアレルギーの症状でお困りの方は、是非お気軽に当院にご相談ください。

2019-06-28 09:35:50

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2019年6月号(第41号)【 梅雨の時季の咳 「咳ぜんそく」 】

【 梅雨の時季の咳 「咳ぜんそく」 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第41号を発行いたしました。
本号では昨年に引き続き、梅雨の季節の咳「咳ぜんそく」のお話を掲載いたします。

今年も梅雨の季節がやってきます。毎年梅雨の季節に咳がながびいて困っている方はいっらっしゃいませんか。風邪薬を内服したのに、咳だけが長く続いておさまらない方はいらっしゃいませんか。
梅雨の時期や、秋の台風の時期など、季節の変わり目の咳でお困りの方は、「咳ぜんそく」かもしれません。
「気管支ぜんそく」とは、様々な原因で気管(空気の通り道)に炎症が起こり、長く続く病気です。
つまり、「気管支喘息」=「気管支炎が長く続き、なかなか治らない病態。」と言い換えることが出来ます。
主な症状は、息苦しさ、咳、痰、のどや胸の違和感・いがいが感、鼻水、鼻づまりなどになります。
「気管支ぜんそく」の中で、息苦しさを伴わず、咳を主な症状とするものを、「咳ぜんそく」といいます。

「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」を引き起こす原因は、以下のように大きく5つに分けられます。
① 気候の変化(気温、湿度、気圧の変化などが、気管を刺激するため。)
② アレルギー・刺激物質の吸入(ほこり、花粉、カビ、喫煙、香水などが、気管を刺激するため。)
③ 疲労、精神的ストレス(心を支配する自律神経が気管に通じているため。)
④ 風邪(風邪のウイルスや菌が気管に炎症を起こし、気管の粘膜が刺激を受けやすくなるため。)
⑤ 妊娠・出産(妊娠による体のホルモン環境の変化や、育児などによる生活環境の急激な変化が要因。)

6月の梅雨の時期は、以下のように咳ぜんそくを引き起こしやすい要因がそろっています。
① 気温・気圧・湿度の変化が大きい。
② アレルギー物質である「ダニ」「カビ」が発生しやすい(湿度が高いため)。
③ イネ科の花粉「ネズミホソムギ」「カモガヤ」「オオアワガエリ」などが、江戸川の河川敷などから多く飛散する。
④ 夏かぜ「アデノウイルス」「エンテロウイルス」などの流行。

ぜんそくによる咳の場合は、特に以下の条件でひどくなることが多いといわれています。
① 夜布団に入るときや、朝起きたとき。
② お風呂あがり、電車に乗るときなど、急激に気温や湿度や気圧が変化するとき。
③ しゃべるとき、歌うとき、ラーメンを食べるとき、強いにおいをかいだときなど、気管に刺激があるとき。

咳ぜんそくの治療は、気管支ぜんそくの治療と同じで、吸入ステロイド薬と吸入気管支拡張薬が中心となります。ステロイド薬は副作用が心配というイメージがあるかもしれませんが、吸入や点鼻のステロイド薬は、内服のステロイド薬と異なり、お子様や妊婦さんが使用しても安全ですので安心してください。長引く咳、止まらない咳でお困りの方は、ぜひ当院にご相談下さい。

2019-05-31 18:34:51

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2019年5月号(第40号)【 「イネ科の花粉症」の季節になりました】

【「イネ科の花粉症」の季節になりました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
2019年4月18日に開院3周年を無事に迎えることが出来ました。引き続き微力ながら地域医療に貢献していきたいと思っております。皆様のご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
きし内科クリニック通信 第40号では、イネ科の花粉症のお話を掲載いたします。

スギ・ヒノキ花粉症は、一般的にはゴールデンウイークごろまで続きます。
ゴールデンウイークが明けてもいつまでも花粉症の症状が続いている場合は、イネ科の花粉症の可能性があります。イネ科の花粉の飛散は例年4月上旬ごろからから始まり、5月以降にピークを迎えるためです。

江戸川の河川敷に多くのイネ科の植物が植生しています。現在の市川市周辺の江戸川堤防では、イネ科の「ネズミホソムギ」を中心とする寒地型の外来牧草類が広く分布しています。

4月21日の日曜日、天気がいいので江戸川の河川敷を散歩しました。
河川敷にネズミホソムギが多く植生しているのが分かります。

 イネ科の花粉症 イネ科の花粉症

「ネズミホソムギ」(鼠細麦:イネ科ネズミムギ属)は、ネズミムギとホソムギの中間型の帰化植物で、別名を「イタリアンライグラス」といいます。緑化や飼料用に栽培される一年草または越年草で、丈は40-70cmになります。
「ネズミホソムギ」の花粉の飛散時期は5月中旬~8月上旬(ピークは5月中旬~6月下旬)になります。

その他の花粉症を引き起こすイネ科の植物に、「カモガヤ」「オオアワガエリ」があります。カモガヤの別名を「オーチャードグラス」、オオアワガエリの別名を「チモシー」といいます。ともに飼料用(主に採草用)として最も広く利用され、沖縄を除く全国で栽培されています。花粉の飛散時期は5月~8月になります。空き地・道端・畑の周辺などに、ほぼ日本全域に生息しています。

イネ科の花粉はスギ花粉のように広範囲に飛散しません。スギ花粉は10km以上飛散する一方、イネ科の花粉は多くて200m程度しか飛散しません。江戸川の河川敷を散歩すると花粉症の症状が悪くなる人は、イネ科の「ネズミホソムギ」の花粉症の可能性が高いと考えます。

ゴールデンウイークを明けても花粉症の症状が続く方、血液採取によるアレルギー検査を希望の方、スギ花粉症舌下免疫療法をご希望の方は、当院にお気軽にご相談ください。

2019-04-25 11:27:00

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2019年4月号(第39号)【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第39号を発行いたしました。
本号では、「スギ花粉症の舌下免疫療法」のお話を掲載いたします。

スギ花粉によるアレルギー性の炎症をスギ花粉症といいます。スギ花粉が付着する部位の全てにスギ花粉症による症状が起きうるので、スギ花粉症の症状は以下の通りになります。
【アレルギー性鼻炎】    鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻のむずむず感、頭重感、前頭部痛
【アレルギー性結膜炎】  目のかゆみ、充血、目のまわりの腫れ
【アレルギー性皮膚炎】   皮膚の乾燥、かゆみ、赤み
【アレルギー性気管支炎】 咳、痰、喉のいがいが感、気管支ぜんそく症状の悪化

スギ花粉症の方の多くはヒノキ花粉症も合併し、最近は「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されています。スギはヒノキ科の植物のため、スギの花粉とヒノキの花粉が類似しているためです。
スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は例年1月下旬~5月下旬ごろになるため、スギ・ヒノキ花粉症の症状は一般的にゴールデンウイーク明けごろまで続きます。

環境省花粉観測システムからのデータでは、今年の2月下旬から3月上旬までの花粉飛散量は、明らかに昨年の飛散量を上回っておりました。
花粉症治療の基本は、以下の通りになります。
 抗原回避(衣服や寝具の部屋干し、寝具への花粉の付着の防止、布団掃除、マスク着用など)
 薬物治療(内服薬、点鼻薬、点眼薬など)
 
これらの治療を十分に行っても花粉症の症状がひどい場合は、スギ花粉症舌下免疫療法の適応になります。なおスギ花粉症の内服薬の中には、眠くはなりにくい反面、効果が非常に弱い薬もあります。ですので、舌下免疫を行う前に、まずは患者さん各々に適した内服薬、点鼻薬、点眼薬などの調整が必要になることもあります。
 
スギ花粉症舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法、減感作療法)とは、スギ花粉を含むエキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、スギ花粉に対するアレルギー反応を弱めていく治療法です。
具体的には、薬を舌の下に1分間保持してから飲み込みます。これを1日1回、3~4年間行うことで、約90%の患者さんのスギ花粉症の症状が軽減するといわれています。
スギ花粉症舌下免疫療法は、5歳以上の年齢の方全てに行うことが出来ますが、新規に開始することができる時期は、スギ・ヒノキ花粉が飛散していない時期(5月中旬~12月末頃まで)のみになります。
なお、妊娠されている方、重症ぜんそくの方、重症の口腔アレルギーの方、口腔内に炎症がある方、ステロイド内服中(点鼻・吸入ステロイドは可)の方、抗がん剤やβ遮断薬など特定の薬を使用されている方には行うことができません。
 
当院では、患者さんのニーズに合った花粉症治療の提案をいたしますので、花粉症でお困りの方は是非当院にお気軽にご相談ください。

2019-03-29 11:25:24

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2019年3月号(第38号)【 スギ花粉が飛び始めました 】

【 スギ花粉が飛び始めました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第38号を発行いたしました。
本号では、「スギ花粉症のお話」を掲載いたします。

穏やかな春がやってきました。でもスギ花粉症の方にとってはつらい季節でもあります。
クリニック通信14号(2017年3月号)でもお伝えいたしましたが、私もひどいスギ・ヒノキ花粉症であるため、毎年1月半ばから5月半ばまで花粉症の薬を内服しています。花粉症の薬を内服しないと、夜中に咳が止まらず、目が真っ赤に腫れ、一日中鼻をかんでいなくてはいけなくなってしまいます。

スギ花粉によるアレルギー性の炎症をスギ花粉症といいます。
つまりスギ花粉による「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」「アレルギー性気管支炎」「アレルギー性皮膚炎」の全てを総称して、スギ花粉症というのです。
スギ花粉症の方の多くはヒノキ花粉症も合併し、最近は「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されています。スギはヒノキ科の植物のため、スギ花粉とヒノキ花粉のアレルギーを起こす部位が似ているためです。スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は、1月下旬~5月下旬ごろになるため、スギ・ヒノキ花粉症はゴールデンウイーク明けごろまで続くことが多くなります。

日本気象協会のデータによると、今年の市川市のスギ・ヒノキ花粉飛散量は平年並み~やや多い予想となっています。昨年の夏は猛暑であったため、花粉の雄花が成長するのに十分な日照があったといわれています。今年の市川市のスギ花粉の飛散開始日は2月15日頃の予想ですが、スギ花粉は飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めますので、早めの花粉対策が重要です。スギ花粉の飛散のピークは2月下旬~4月上旬、ヒノキ花粉の飛散のピークは4月上旬~4月中旬の予想となっています。

スギ花粉症の症状を、以下に示します。
【アレルギー性鼻炎】    鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻のむずむず感、頭重感、前頭部痛
【アレルギー性結膜炎】  目のかゆみ、充血、目のまわりの腫れ
【アレルギー性皮膚炎】  皮膚のかゆみ、赤み
【アレルギー性気管支炎】咳、痰、喉のいがいが感
スギ花粉症の症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは有名ですが、いったん出始めると止まらなくなる咳(特に夜中に多い)や、皮膚のかゆみも花粉症の症状の可能性があるので注意が必要です。
風邪の症状とも似ていますが、目のかゆみを伴う場合や2週間以上症状が続く場合は、風邪ではなく花粉症を疑います。
 
花粉症の治療は、内服薬、点鼻薬、点眼薬などで行います。従来の花粉症治療薬は眠気を催すものが多かったのですが、眠くなりにくくある程度の効果が期待できる薬も開発されています。
 
スギ花粉の飛散が終わる5月中旬より「スギ花粉症舌下免疫療法」を合わせて行うことも可能です。
患者様のニーズに合った花粉症治療の提案をいたしますので、花粉症でお困りの方は是非当院にお気軽にご相談ください。
 

2019-02-08 12:11:00

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2019年2月号(第37号)【 効果的なインフルエンザの予防法とは? 】

【 効果的なインフルエンザの予防法とは?】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第37号を発行いたしました。
本号では、「インフルエンザの予防法」のお話を掲載いたします。

「インフルエンザ」が流行しています。
インフルエンザの予防で最も大切なことは、インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスを吸いこまないことです。インフルエンザウイルスは、飛沫感染を起こします。飛沫感染とは、せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染することをいいます。通常は1~2メートル以内の至近距離で感染します。
また、たとえインフルエンザウイルスを吸いこんでしまったとしても、インフルエンザウイルスに対する抗体を持っていたり、インフルエンザウイルスに負けない体力があれば、インフルエンザを発症する確率は低くなります。

【インフルエンザの予防法 その① インフルエンザウイルスを吸いこまない】
・マスクの着用(咳をしている人の近くや満員電車ではマスクをするとよいかもしれません)
・うがい・手洗い

【インフルエンザの予防法 その② インフルエンザに感染しにくくする】
・インフルエンザワクチンの接種(インフルエンザに対する抗体をつける)
・十分な休息、早めの睡眠
・バランスの良い食事をとる(ウイルスに負けない体力作りが大切です)

インフルエンザの主な症状は、38度以上の急な発熱、悪寒、だるさ、関節や腰などの節々の痛み、のどの痛み、咳、鼻水、くしゃみ、頭痛などです。
診断はインフルエンザの迅速診断キットを用いて行います。通常の迅速診断キットでは、発熱してから一晩(12~18時間)を経過してからでないと、インフルエンザを診断することはできませんでしたが、当院では、発熱してから約3時間でインフルエンザを診断できる迅速診断キット(富士ドライケムIMMUNO AG1)も導入しています。

インフルエンザの症状を認めたら、すぐに当院にご相談ください。

2019-01-28 11:04:13

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2019年1月号(第36号)【 「インフルエンザ」 が流行し始めました。】

【「インフルエンザ」 が流行し始めました。 】

明けましておめでとうございます。きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
2016年4月に開院いたしました当院も、おかげさまで4周年目を迎えることが出来ました。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
きし内科クリニック通信 第36号を発行いたしました。本号では、「インフルエンザ」のお話を掲載いたします。

「インフルエンザ」が流行し始めました。
今年のインフルエンザは、12月の時点ではA型の流行が先行しています。(昨年は、A型・B型が同時に大流行し、患者報告数が過去最高になっています。)
国立感染症研究所の報告によると、国内のインフルエンザウイルスの検出状況は、2018年12月の時点ではA型(H1N1pdm)の流行が多くを占め、次いでA型(H3N2)となっています。ちなみに昨年に国内で最も多く分離・検出されたインフルエンザウイルスはB型(山形系統)で43%、次いでA型(H3N2)が32%、A型(H1N1pdm)が23%の順でした。

昨年のインフルエンザワクチンには、A型(H1N1pdm)、A型(H3N2)、B型(山形系統)、B型(ビクトリア系統)の4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれていました。昨年のワクチン株の抗原と昨年流行株の抗原を比較したところ、A型(H1N1pdm)、B型(山形系統)に対してのワクチンの有効性は非常に高いと考えられた(抗原性がほぼ類似)半面、A型(H3N2)に対する効果は低下していると考えられる(抗原類似性が5~6割)との結果が得られました。以上より今年のインフルエンザワクチンは、A型(H3N2)に対する効果を高めるためにA型(H3N2)のワクチン株を変更しています。
以上より、ワクチンを接種した方はインフルエンザに罹患する可能性は低くなりますし、インフルエンザに罹患したとしてもインフルエンザ治療薬(ゾフルーザ、イナビル、タミフル、リレンザ、麻黄湯など)を速やかに服用すれば、重症化をかなりの面で予防できると考えられます。

インフルエンザウイルスは、直径100nm(1mmの100万分の1)の小さな病原体で、A型、B型、C型の3つの型に分けられます。このうちA型とB型が大流行を起こします。
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間の潜伏期間を経て、(38℃以上の)高熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われます。

感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染です。インフルエンザウイルスに感染している患者の唾液から感染を起こします。咳やくしゃみで、他人の喉や鼻の粘膜にインフルエンザウイルスが付着・侵入することで感染が広がります。唾液がついた手などから接触感染を起こすこともあります。また、発熱前の潜伏期間中にも感染を起こします。

診断はインフルエンザウイルスの迅速診断キットを用いて行います。
通常の迅速診断キットが陽性になるのは、発熱してから一晩(12~18時間)を経過してからになりますが、当院では、発熱してから約3時間で診断できる精密測定キット(富士ドライケム IMMUNO AG1)も導入しております。

家族間の流行を防ぐためにも、マスク、手洗い、うがいで感染予防を行いましょう。突然の、高熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛・関節痛の症状がみられた場合は、当院にご相談ください。

2019-01-04 10:17:00

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2018年12月号(第35号)【 「低温やけど」にご注意を 】

【「低温やけど」にご注意を】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第35号を発行いたしました。
本号では、「低温やけど」のお話を掲載いたします。

年の瀬を迎え、徐々に寒さが厳しくなってきています。使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気あんかなどが恋しい季節になりました。一方それらの暖房器具が「低温やけど」の原因になることはご存知でしょうか。

暖かく心地よい程度の温度でも、同じ部位を長時間温め続けると、皮膚が赤くなってひりひりしたり、水ぶくれが出来ることがあります。このように、比較的低い温度の暖房器具などに、皮膚が長時間接触することが原因で生じるやけどを「低温やけど」といいます。

低温やけどは、温度が摂氏44度なら3~4時間程度、摂氏46度では30分から1時間程度、摂氏50度では2~3分程度で発症に至るそうです。
原因となる暖房器具は、湯たんぽ、電気あんか、使い捨てカイロ、電気毛布などが多いとのことですが、スマートフォンを顔の下に置いて眠って生じた事例もあるそうです。

低温やけどを生じやすい体の部位は、足のくるぶし、スネ、額など、触れると骨が感じることができる皮膚の薄いところになります。それらの部位は皮膚が薄いため、暖房器具が皮膚を圧迫したときに血流が悪くなり、皮膚に加わった熱が血液の流れで拡散しにくいことが原因となります。

低温やけどは、通常のやけどに比べて治りにくい傾向があるそうです。高温のものに触れて起きる通常のやけどは熱さを激しく感じます。そのためすぐに患部を冷やすなどの応急処置が施され、やけどが皮膚の浅い部分にとどまることが多くなります。一方、低温やけどは痛みなどをあまり感じないまま熱が加わり続けるため、皮膚の深い部分までやけどが広がることが多くなるのが原因だそうです。

低温やけどを防ぐためには、
 ① 暖房器具を肌に直接触れない(湯たんぽはタオルや袋でくるむ)。同じところに長時間あてない。
 ② 熱感や痛みは我慢せずに、あてる場所を変更する。
 ③ 湯たんぽなどは寝る前に布団の外に出す(子供や高齢者は特に注意)。
 ④ 「ひりひり感」や「赤くなる」などのやけどの症状がみられたら、すぐに冷やして対処する。

糖尿病の患者様は、神経の障害のために皮膚の感覚が低下している場合があります。皮膚の感覚が低下していると低温やけどを起こしやすいので、特に注意が必要です。また、お子様が暖房器具を使う場合は、お父さま・お母さまが見守ってあげましょう。

低温やけどかなと思ったら、すぐに患部を流水などで冷やし、すぐに当院や皮膚科にご相談ください。

2018-11-30 10:41:00

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2018年11月号(第34号)【年に1回は健康診断を受けましょう】

【 年に1回は健康診断を受けましょう 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第34号を発行いたしました。
本号では、「健康診断」のお話を掲載いたします。

健康診断には、大きく分けて2種類あります。「特定健診(特定健康診査)」「がん検診」です。

「特定健診」は、1年に1回、40歳以上の方を対象としています。
具体的な内容は、肥満度測定血圧測定一般血液検査【 血糖、血清脂質(中性脂肪・コレステロール)、肝機能、腎機能、尿酸 他】などになります。
血圧、悪玉(LDL)コレステロール、中性脂肪、糖などが高い方は、生活習慣病の疑いがあります。生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)を放置すると、心臓病や脳卒中のリスクが高まりますので注意が必要です。
毎年特定検診を受けて生活習慣病を予防し、健康で長生きできる生活を心がけましょう。

国民健康保険に加入の方と、後期高齢者医療保険に加入の方は、毎年の誕生月に自宅に「特定健診の受診券」が郵送されます(市川市在住の場合)。当院で特定健診を行うことが出来ますので、ご希望の方は電話予約を宜しくお願い致します。
社会保険に加入の方とそのご家族の方は、各社会保険で指定された病院で行うことが出来ます。特定健診を受診の方法は各社会保険にお問い合わせください。

「がん検診」は、主なものに「肺がん検診」、「大腸がん検診」、「前立腺がん検診」、「胃がん検診」「乳がん検診」「子宮がん検診」があります。
対象の方は、各がん検診によって異なりますので、詳しくは市川市のホームページをご覧ください。当院の待合室にも特定健診、がん検診の案内を掲示しています。

具体的には、以下の検査を行います。

「肺がん検診」 (40歳以上) 胸部レントゲン写真(必要であれば喀痰検査)
「大腸がん検診」 (40歳以上) 便潜血検査
「胃がん検診」 (40歳以上) ピロリ菌検査(血液検査)、バリウム検査、胃内視鏡検査
「前立腺がん検診」 (50歳以上) 腫瘍マーカー検査(血液検査)
「乳がん検診」 (30歳以上) 超音波検査・マンモグラフィ
「子宮がん検診」 (20歳以上) 細胞診検査

普通の血液検査でがんを発見することはできません。毎年血液検査を受けていて異常がなくても、がん検診を受けていない方は毎年かならずがん検診を受けましょう。
当院では「肺がん検診」「大腸がん検診」「前立腺がん検診」と、「胃がんリスク検診(ピロリ菌の血液検査)」を行うことが出来ます。(バリウム・胃内視鏡検査、乳がん・子宮がん検診は当院では行っておりませんので、宜しくお願い致します。)

2018-10-26 17:08:59

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