きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

きし内科クリニック
市川市、本八幡|呼吸器内科、アレルギー科、内科、小児科

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きし内科クリニック通信

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2021年8月号(第67号)【 「RSウイルス感染症」が流行っています 】

【 RSウイルス感染症が流行っています 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第67号を発行いたしました。
本号では「RSウイルス感染症」のお話を掲載いたします。

RSウイルス感染症が、保育園・幼稚園の乳幼児の間で大流行しています。
RSウイルスは、乳幼児の気管支炎(発熱、咳、ぜいぜい)を起こす代表的なウイルスです。

【疫学】

1歳以下の乳幼児に生じることが多く、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ全員が2歳までに一度は感染するといわれています。終生免疫は獲得されないため、その後も再感染は起こりますが、一般的には年長児以降では重症化はしないといわれています。

今までは、9月~翌年の1月頃(秋から冬にかけて)に流行していましたが、最近は流行時期が早まり夏に流行を起こすことが多くなっています。

【原因と感染経路】

病原体はRSウイルス(Respiratory syncytial virus)です。 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」が主な感染経路ですが、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。

【症状】

感染後4~5日の潜伏期ののち、鼻汁、咳、発熱などの上気道症状が現れます。3割程度の患児はこのあと炎症が気管(下気道)まで波及して、気管支炎を発症し、咳の増強、ぜいぜいする(喘鳴:ぜんめい)、頻呼吸などが現れてきます。

1~3%の患児(特に1歳以下)が重症化し、入院治療を受けます。心肺に基礎疾患がある小児は重症化しやすいとされます。通常は数日~1週間で軽快します。

【RSウイルスと気管支ぜんそくとの関係】

冬季に乳児が鼻汁、咳に引き続いて「ぜいぜい」してきたような場合や、無呼吸を起こした場合は、その30~40%がRSウイルス感染症によると考えられています。このような状態を「ぜんそく性気管支炎」(ぜんそく症状を起こす気管支炎の意味)といいます。
一般的には2週間以内に改善しますが、アレルギー体質などぜんそく発症リスクの高い児の場合は、RSウイルス感染がぜんそく発症の引き金になったり、そのまま長期にわたって喘鳴を繰り返すことがあるので注意が必要です。

【診断】

RSウイルス迅速診断キットを用いて診断します。当院での診断時間は約8分となります。

【治療】

特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。ウイルス感染のため抗生剤は無効です。
ぜんそく症状を認める場合は、気管支ぜんそくの治療(気道の炎症をおさえ、気道を広げる治療)を行います。

新型コロナウイルス新規感染者が増加傾向に転じています。また、RSウイルス感染症以外にも夏かぜ(アデノウイルス感染症、ヘルパンギーナなど)も最近流行ってきています。風邪の予防のため、マスク、こまめな手洗いをこころがけましょう。夏かぜの症状でお困りの場合は、当院にお気軽にご相談ください。

2021-07-26 12:14:04

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2021年7月号(第66号)【 梅雨の時季の咳「咳ぜんそく」 】

【 梅雨の時季の咳「咳ぜんそく」 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第66号を発行いたしました。
本号では、梅雨の季節の咳「咳ぜんそく」のお話を掲載いたします。

今年も梅雨の季節がやってきました。毎年梅雨の季節に咳が長引く方、風邪薬を内服しても咳だけが長びいておさまらない方はいらっしゃいませんか。新型コロナウイルスの流行のため、外出先の咳はとても気を使いますね。

梅雨の時期や、秋の台風の時期など、季節の変わり目の咳でお困りの方は、「咳ぜんそく」かもしれません。
「気管支ぜんそく」
とは、様々な原因で気管(空気の通り道)に、慢性の長びく(好酸球浸潤を伴う)炎症が起こることです。
つまり、「気管支喘息」=「気管支炎が長く続き、なかなか治らない病態。」と大まかに言い換えることが出来ます。
主な症状は、息苦しさ、咳、痰、のどや胸の違和感・いがいが感、鼻水、鼻づまりなどになります。
「気管支ぜんそく」の中で、息苦しさを伴わず、咳を主な症状とするものを、「咳ぜんそく」といいます。
 

「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」を引き起こす原因は、以下のように大きく5つに分けられます。
気候の変化(気温、湿度、気圧の変化などが、気管を刺激するため。)
アレルギー・刺激物質の吸入(ほこり、花粉、カビ、喫煙、香水などが、気管を刺激するため。)
疲労、精神的ストレス(心を支配する自律神経が気管に通じているため。)
風邪(風邪のウイルスや菌が気管に炎症を起こし、気管の粘膜が刺激を受けやすくなるため。)
妊娠・出産(妊娠による体のホルモン環境の変化や、育児などによる生活環境の急激な変化が要因。)
6月の梅雨の時期は、以下のように咳ぜんそくを引き起こしやすい要因がそろっています。
気温・気圧・湿度の変化が大きい。
アレルギー物質である「ダニ」「カビ」が発生しやすい(湿度が高いため)。
イネ科の花粉「ネズミホソムギ」「カモガヤ」「オオアワガエリ」などが、江戸川の河川敷などから多く飛散する。
新年度で職場や住環境が変わることによるストレス(五月病)
夏かぜ「アデノウイルス」「エンテロウイルス」などの流行。
ぜんそくによる咳の場合は、特に以下の条件でひどくなることが多いといわれています。
夜布団に入るときや、寝ているとき、朝起きたとき。
お風呂あがり、電車に乗るときなど、急激に気温や湿度や気圧が変化するとき。
しゃべるとき、歌うとき、ラーメンを食べるとき、強いにおいをかいだときなど、気管が刺激をうけるとき。

咳ぜんそくの治療は、気管支ぜんそくの治療と同じで、吸入ステロイド薬と吸入気管支拡張薬が中心となります。ステロイド薬は副作用が心配というイメージがあるかもしれませんが、吸入や点鼻のステロイド薬は、内服のステロイド薬と異なり、お子様や妊婦さんが使用しても安全ですので安心してください。
長引く咳、止まらない咳でお困りの方は、ぜひ当院にご相談下さい。

2021-06-07 11:48:00

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2021年6月号(第65号)【 毎年必ず、特定健診・がん検診を受けましょう! 】

【 毎年必ず、特定健診・がん検診を受けましょう! 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第65号を発行いたしました。
本号では、「がん検診」のお話を掲載いたします。
 
新型コロナウイルスの流行のため、去年は健診を受けていない方が多かったと思います。
当院で行ったがん検診でも、今までに多くの早期がん患者が見つかっており、早期治療により回復しています。大切な方を悲しませないために、毎年1回は必ず健診を受けましょう。
 
健康診断には、大きく分けて2種類あります。「特定健診(特定健康診査)」「がん検診」です。
 
「特定健診」は、1年に1回、40歳以上の方を対象としています。
具体的な内容は、肥満度測定血圧測定尿検査心電図一般血液検査【血糖、中性脂肪、コレステロール、肝機能、腎機能、尿酸、貧血検査など】などになります。
血圧、LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪、血糖、尿酸などが高い方は、生活習慣病の疑いがあります。生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)を放置すると、心臓病や脳卒中のリスクが高まりますので注意が必要です。
毎年特定検診を受けて生活習慣病を予防し、健康で長生きできる生活を心がけましょう。
 
国民健康保険に加入の方と、後期高齢者医療保険に加入の方は、毎年の誕生月に自宅に「特定健診の受診券」が郵送されます(市川市在住の場合)。当院で特定健診を行うことが出来ますので、ご希望の方は電話予約を宜しくお願い致します。
社会保険に加入の方とそのご家族の方は、各社会保険で指定された病院で行うことが出来ます。指定された病院がない場合は、当院で特定健診を行うことができます。特定健診を受診の方法は各社会保険にお問い合わせください。
 
「がん検診」は、主なものに「肺がん検診」、「大腸がん検診」、「前立腺がん検診」、「胃がん検診」「乳がん検診」「子宮がん検診」があります。
対象の方は、各がん検診によって異なりますので、詳しくは市川市のホームページをご覧ください。当院の待合室にも特定健診、がん検診の案内を掲示しています。
 
具体的には、以下の検査を行います。

「肺がん検診」(40歳以上) :胸部レントゲン写真(必要であれば喀痰検査)
「大腸がん検診」(40歳以上) :便潜血検査
「胃がん検診」(40歳以上) :ピロリ菌検査(血液検査)、バリウム検査、胃内視鏡検査
「前立腺がん検診」(50歳以上) :腫瘍マーカー検査(血液検査)
「乳がん検診」(30歳以上) :超音波検査・マンモグラフィ
「子宮がん検診」(20歳以上) :細胞診検査

当院では「肺がん検診」「大腸がん検診」「前立腺がん検診」と、「胃がんリスク検診(ピロリ菌の血液検査)」を行うことが出来ます。
(バリウム・胃内視鏡検査、乳がん・子宮がん検診は当院では行っておりません。)
 
血液検査ではほとんどの「がん」を発見することはできません。
毎年血液検査を受けていて異常がなくても、がん検診を受けていない方は毎年かならずがん検診を受けましょう。

 

2021-05-13 09:28:58

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2021年5月号(第64号)【 「イネ科の花粉症」の季節になりました 】

【 「イネ科の花粉症」の季節になりました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第64号では、イネ科の花粉症のお話を掲載いたします。
 
すっかり春~初夏の陽気になり、江戸川の河川敷を散歩するととても心地よい季節になりました。
今年は昨年と比べてスギ・ヒノキの飛散量が多かったので、(私も含め)スギ・ヒノキ花粉症の方はとても症状がつらかったのではないかと思います。スギ・ヒノキ花粉症は、一般的にはゴールデンウイークごろで終わりますのでもう少しの辛抱です。一方、ゴールデンウイークを過ぎても花粉症の症状が続いている場合は、イネ科の花粉症の可能性があります。イネ科の花粉の飛散は例年4月上旬ごろからから始まり、5月以降にピークを迎えるためです。

江戸川の河川敷に多くのイネ科の植物が植生しています。現在の市川市周辺の江戸川堤防では、イネ科の「ネズミホソムギ」を中心とする寒地型の外来牧草類が広く分布しています。

江戸川の河川敷のネズミホソムギの植生を写真で示します。

 イネ科の花粉症 イネ科の花粉症

「ネズミホソムギ」(鼠細麦:イネ科ネズミムギ属)は、ネズミムギとホソムギの中間型の帰化植物で、別名を「イタリアンライグラス」といいます。緑化や飼料用に栽培される一年草または越年草で、丈は40-70cmになります。
「ネズミホソムギ」の花粉の飛散時期は5月中旬~8月上旬(ピークは5月中旬~6月下旬)になります。
 
その他の花粉症を引き起こすイネ科の植物に、「カモガヤ」「オオアワガエリ」があります。カモガヤの別名を「オーチャードグラス」、オオアワガエリの別名を「チモシー」といいます。ともに飼料用(主に採草用)として最も広く利用され、沖縄を除く全国で栽培されています。花粉の飛散時期は5月~8月になります。空き地・道端・畑の周辺などに、ほぼ日本全域に生息しています。
 
イネ科の花粉はスギ花粉のように広範囲に飛散しません。スギ花粉は10km以上飛散する一方、イネ科の花粉は多くて200m程度しか飛散しません。江戸川の河川敷を散歩すると花粉症の症状が悪くなる人は、イネ科の「ネズミホソムギ」の花粉症の可能性が高いと考えます。
 
ゴールデンウイークを明けても花粉症の症状が続く方、血液採取によるアレルギー検査を希望の方、スギ花粉症舌下免疫療法をご希望の方は、当院にお気軽にご相談ください。

 

2021-04-13 08:02:00

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2021年4月号(第63号)【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第63号を発行いたしました。
本号では、「スギ花粉症の舌下免疫療法」のお話を掲載いたします。

スギ花粉症の季節になりました。スギ花粉症の方の多くはヒノキ花粉症も合併し、「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されています。スギはヒノキ科の植物のため、スギの花粉とヒノキの花粉が類似しているためです。
スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は例年1月下旬~5月下旬ごろになるため、スギ・ヒノキ花粉症の症状は一般的にゴールデンウイーク明けごろまで続きます。

日本気象協会によると今年は1月半ばごろから平年を上回る暖かさの日が増え、2月4日(木)には関東で統計開始以来最も早い春一番が吹きました。関東では2月上旬には広くスギ花粉の飛散が開始し、東京・大手町では2月13日(土)にスギ花粉の飛散が始まっています。
この先全国的に気温が高くなることが予想されるため、スギ花粉の飛散開始やピークの時期が例年と比べて今年は早くなっています。関東では3月上旬から中旬にスギ花粉の飛散のピークとなる予想です。
スギ花粉のピークが終わる頃になるとヒノキ花粉が飛び始めます。関東では4月上旬から中旬にヒノキ花粉の飛散がピークとなる見込みだそうです。
2021年春の例年比での花粉飛散傾向予測は、関東では例年並み~やや少なめとのことです。前シーズン比(2020年春との比較)で見ると、関東では昨年よりも花粉飛散は多くなる予想になります。昨年はスギ・ヒノキ花粉の飛散が例年と比較してとても少なく、またコロナ禍でマスクの着用や、昨年春の緊急事態宣言による巣ごもりもあり、昨年は花粉症の症状が軽かった人が多かったと思います。しかしコロナ禍で換気の重要性が注目され、外からの花粉が建物内に入りやすい環境となった今年の春は特にスギ花粉症状の悪化に注意が必要になると考えます。
花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるといわれています。昨年の夏は、7月は日本付近に梅雨前線が停滞し続けたため、関東では日照時間が記録的に短くなりました。一方で8月は、勢力の強い太平洋高気圧に覆われ、関東では気温がかなり高く、日照時間は多くなりました。
以上から今年と比べてスギ花粉症の症状がひどい人が多いと思います。私もひどい花粉症なので、外出時は常に目薬を携帯し、枕元には常に目薬を置いています。

花粉症治療の基本は、以下の通りになります。
 抗原回避(衣服や寝具の部屋干し、寝具への花粉の付着の防止、布団掃除、マスク着用など)
 薬物治療(内服薬、点鼻薬、点眼薬など)
これらの治療を十分に行っても花粉症の症状がひどい場合は、スギ花粉症舌下免疫療法の適応になります。スギ花粉症舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法、減感作療法)とは、スギ花粉を含むエキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、スギ花粉に対するアレルギー反応を弱めていく治療法です。
具体的には、薬を舌の下に1分間保持してから飲み込みます。これを1日1回、約4年間行うことで、約90%の患者さんのスギ花粉症の症状が軽減するといわれています。
スギ花粉症舌下免疫療法は、5歳以上の年齢の方に幅広く行うことが出来ます(妊婦などを除く)。新規に内服を開始する時期は、スギ・ヒノキ花粉が飛散していない時期(ゴールデンウイーク明け~12月末まで)になります。当院ではすでに250例以上の舌下免疫療法(スギ花粉症とダニアレルギーの舌下免疫療法を合わせて)を行っておりますが、舌下免疫療法の効果はとても良好である印象です。なお、舌下免疫療法は保険適応になります。

スギ花粉症でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。

2021-03-08 13:21:55

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2021年3月号(第62号)【 スギ花粉が飛び始めました 】

【 スギ花粉が飛び始めました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第62号を発行いたしました。
本号では、「スギ花粉症のお話」を掲載いたします。

暖かな春になり、ようやく新型コロナウイルス感染者数も減少に転じているようです。しかしながらスギ花粉症の方にとってはつらい季節でもあります。
過去のクリニック通信で幾度か申し上げましたが、私もひどいスギ・ヒノキ花粉症であるため、毎年1月半ばから5月半ばまで花粉症の薬を内服しています。花粉症の薬を内服しないと、夜中に咳が止まらず、目が真っ赤に腫れ、一日中鼻をかんでいなくてはいけなくなってしまいます。

スギ花粉症の一番の対策は、スギ花粉の吸入・接触を避けることです。スギ花粉は粒状物なので風が強い日は空気中に舞いますが、その後地面に落下します。また洋服にも付着します。空気中に舞っているスギ花粉をマスクで予防することはもちろんですが、地面や洋服に付着している花粉を吸いこまないことも重要になります。地面に落下している花粉を吸いこむことが最も多い時間は、夜にベッドや布団に顔をうずめて寝ているときになります。スギ花粉を避けるのに有効な対策として、布団やベッドにスギ花粉を付着させないこと、洋服に付着したスギ花粉を自宅に持ち帰らないことの2点が特に重要になります。
具体的には、寝室の換気をしない」 「シーツや布団は部屋干しする」 「布団に花粉が付着した場合は掃除機で吸い取る」 「寝室の枕元に空気清浄機を設置する」 「衣服は部屋干しにする」 「特に寝具に花粉を付着させないように注意するになります。
特に今年は新型コロナウイルスの流行があるため、マスクを着用することは慣れましたが、部屋の換気も行わなければいけなくなったため、スギ花粉症には特に注意が必要です。

スギ花粉によるアレルギー性炎症の総称をスギ花粉症といいます。具体的にはスギ花粉による「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」「アレルギー性気管支炎」「アレルギー性皮膚炎」の全てを総称して、スギ花粉症というのです。スギはヒノキ科の植物のため、スギ花粉症患者のほとんどはヒノキ花粉症も合併し「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されます。スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は、1月下旬~5月上旬ごろになります。

スギ花粉症(スギ花粉によるアレルギー性炎症)の具体的な症状を、以下に示します。
【アレルギー性鼻炎】  鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻のかゆみ・むずむず感、頭重感、前頭部痛
【アレルギー性結膜炎】 目のかゆみ、充血、目のまわりの腫れ
【アレルギー性皮膚炎】 皮膚のかゆみ、赤み、皮膚のかさつき(特に鼻~頬の辺りに多い)
【アレルギー性気管支炎】咳、痰、喉のいがいが感
スギ花粉症の症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは有名ですが、いったん出始めると止まらなくなる咳(特に夜中に多い)や、皮膚のかゆみも花粉症の症状の可能性があるので注意が必要です。
風邪の症状とも似ていますが、目のかゆみを伴う場合や2週間以上症状が続く場合は、風邪ではなく花粉症を強く疑います。

花粉症の治療は、内服薬、点鼻薬、点眼薬などで行います。従来の花粉症治療薬は眠気を催すものが多かったのですが、眠くなりにくくある程度の効果が期待できる薬も開発されています。

スギ花粉の飛散が終わる5月中旬より「スギ花粉症舌下免疫療法」を合わせて行うことも可能です。
私自身のスギ花粉症治療の経験も踏まえながら、患者様のニーズに合った花粉症治療の提案をいたしますので、花粉症でお困りの方は是非当院にお気軽にご相談ください。

2021-02-03 09:27:19

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2021年2月号(第61号)【 新型コロナウイルス感染症の臨床症状 】

【 新型コロナウイルス感染症の臨床症状 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第61号を発行いたしました。
本号では、「新型コロナ感染症の臨床症状」のお話を掲載いたします。

(本ブログを記載している2021年1月9日時点で)新型コロナウイルス感染症の日本国内の新規感染者数が日々増加しています。

新型コロナウイルス感染症の主な症状は、発熱、全身倦怠感、咳、味覚・嗅覚異常などです。
新型コロナウイルス感染症の潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)は、およそ4~6日間といわれています。発症後、インフルエンザのような高熱、全身倦怠感、咳が、数日~2週間程度延々と続きます。時に味覚・嗅覚障害がみられ、新型コロナウイルス感染症に特徴的な所見となりますが、味覚・嗅覚障害はみられない場合のほうが多いです。

ここで、新型コロナウイルス感染症の重症度分類を示します。新型コロナウイルス感染症の予後(命に係わるかどうか)は肺炎の合併の有無で規定されるため、重症度も肺炎・呼吸不全の有無で分けられています。

新型コロナウイルス感染症の重症度は、軽症、中等症、重症の3つの段階に分けることができます。
:明らかな肺炎なし、呼吸不全(低酸素血症)なし。
中等症:肺炎、呼吸不全(低酸素血症)あり。必要に応じて酸素吸入が必要な状態。
:肺炎、呼吸不全のため、集中治療室(ICU)入室、人工呼吸器装着が必要な状態。

新型コロナウイルスに感染しても、約80%の患者さんは軽症のまま経過して治癒します。軽症といってもインフルエンザのような高熱、全身倦怠感、咳が数日~2週間程度延々と続くのですからたまったものではありません。重症化の不安をかかえながら、眠れない夜を過ごすことになります。
約20%の患者さんは、発症後7~10日ごろに、咳や呼吸困難などの肺炎症状が増悪して入院を必要とします。約5%の患者さんは、肺炎・呼吸不全の悪化のため、集中治療室での人工呼吸器装着が必要となります。現時点の致死率は、59歳以下で0.06%、60歳代で1.2%、70歳代で4.7%、80歳代で12%、90歳以上で17%となっています(厚生労働省調べ)。

重症化しやすい因子として、高齢(60歳以上)、喫煙・慢性閉塞性肺疾患(COPD・タバコ肺)、糖尿病、心臓病、肥満、高血圧、妊娠などが挙げられています。今のところ、気管支喘息は重症化しやすい因子かどうかはわかっていません。

また、新型コロナウイルスに感染しても無症状の人がいます。およそ3~4割の人が感染しても無症状であったと報告されています。特に若い人では感染しても無症状のことが多いのではないかと考えられています。例えばアメリカの原子力空母セオドア・ルーズベルトで起こったクラスターでは、乗組員4779人のうち、1271人が新型コロナウイルスに感染しました。この1271人のPCR検査陽性者のうち、45%は無症状、32%が検査時には無症状でのちに症状を発症、そして23%が検査時に症状があったそうです。

新型コロナウイルスを他人に感染させる期間は、発症2日前から発症後7~10日間程度といわれています。新型コロナウイルス感染症は高齢者ほど重症化する傾向がありますが、若年者では普通の風邪と区別がつかないくらいの軽い症状のときもあります。「風邪をひいたら家族や高齢者にうつさないように注意する」ことが大切と考えます。

現時点で新型コロナウイルスに感染した場合、軽症者は自宅隔離、中等症以上の人や、自宅隔離中に肺炎を併発して中等症以上に悪化した人が、新型コロナウイルス専用病棟に入院となります。つまり新型コロナウイルスに感染しても現時点では大多数の人は自宅隔離になります。特効薬が存在しないため、体力消耗を防ぐための解熱剤の内服や、免疫力を高めるために栄養のある食事をとり、自宅で数日間~2週間程度の不安な日々を送ることになります。

当院では、発熱してから約24時間が経過し、新型コロナウイルス感染症を強く疑う場合には、鼻咽頭ぬぐい液を用いて新型コロナウイルス抗原検査を行います。新型コロナウイルスに感染しないように、ひとりひとりが細心の注意を払うことが大切です。私は一医療従事者として新型コロナウイルスに感染した人を出来るだけ早期に診断し、保健所と連携して患者さんの不安な気持ちに少しでも寄り添うことができるような治療を行いたいと考えています。新型コロナウイルス感染症が心配な患者様は、お気軽にご相談ください。 

2021-01-19 08:00:00

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2021年1月号(第60号)【 新型コロナワクチン開発の現状 】

【 新型コロナワクチン開発の現状 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第60号を発行いたしました。
本号では、「新型コロナワクチン」のお話を掲載いたします。

(本ブログを記載している2020年12月13日時点で)新型コロナウイルス感染症の日本国内の新規感染者数が日々増加しています。新型コロナウイルス感染症は高齢者が重症化する傾向がありますが、若年者では通常の風邪と区別がつかないくらいの軽い症状のことも多いようです。「風邪をひいたら高齢者に接しない」ことが大切と考えます。

新型コロナウイルス感染症の予防のために、現在いくつかの新型コロナワクチン開発が進んでいます。新型コロナワクチンは、新型コロナウイルスに感染することなしに人体の中に(弱毒化された)新型コロナウイルスの抗原を侵入させ、新型コロナウイルスの感染を防ぐ抗体を作る目的があります。新型コロナウイルスの抗原は蛋白質で出来ています。
現在開発を行っている新型コロナワクチンには、以下のものが挙げられます。
 
1.メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン
新型コロナウイルスの蛋白質(抗原)は、新型コロナウイルスの遺伝子(DNA)から遺伝情報を写し取った、メッセンジャーRNA(mRNA)という物質を介して合成されます。ウイルスの抗原を作るmRNAを人に接種するワクチンです。人体の中で新型コロナウイルスの蛋白質(抗原)が合成されます。
2.ウイルスベクターワクチン
新型コロナウイルスの遺伝情報を(新型コロナウイルスではない)他の弱毒ウイルスに載せて、鼻からまたは注射で人に接種するワクチンです。人体の中でウイルスの蛋白質(抗原)が合成されます。
3.組み換え蛋白ワクチン
新型コロナウイルスの蛋白質(抗原)を遺伝子組み換え技術で作成し、人に接種するワクチンです。
4.DNAワクチン
新型コロナウイルスの遺伝子(DNA)を人に接種します。人体の中で新型コロナウイルスの遺伝子(DNA)から遺伝情報を写し取ったメッセンジャーRNA(mRNA)という物質を介し、新型コロナウイルスの蛋白質(抗原)が合成されます。
5.不活化ワクチン(従来型のワクチン)
インフルエンザワクチンと同様、不活化した新型コロナウイルスを人に接種するワクチンです。

現在、国内、海外で様々な製薬会社・研究所で新型コロナワクチンの開発が進んでいます。
ワクチンが承認されるためには臨床試験で治療効果(有効性・安全性)を確認する必要があります。臨床試験は、少人数の健康成人に安全性を評価する第I相試験、少人数の患者さんに有効性を評価する第II相試験、多数の患者さんについての有効性、安全性、使い方を最終的に確認する第III相試験の3段階を経る必要があります。第I相試験から始まり、第III相試験が終了して治療薬として承認されるまで通常は3~7年かかりますが、今回は特例で各国が緊急承認を目指しています。

1.メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン
第一三共/東大医科研(国内):最短で2021年3月から臨床試験開始の意向。
ファイザー社(アメリカ):2020年7月より第III相試験を実施中。日本に輸入供給協議合意済み。
モデルナ社(アメリカ):2020年7月より第III相試験を実施中。日本に輸入供給契約締結済み。
2.ウイルスベクターワクチン
IDファーマ/感染研(国内):最短で2021年3月から臨床試験開始の意向。
アストラゼネカ社/オックスフォード大(イギリス):2020年6月より第III相試験を実施中。日本に輸入供給契約締結済み。
ジョンソン&ジョンソン社(アメリカ):2020年9月より第III相試験を実施中。
3.組み換え蛋白ワクチン
塩野義製薬/感染研/UMNファーマ(国内):最短で2020年内の臨床試験開始の意向。
ノババックス社(アメリカ):2020年9月より第III相試験を実施中。日本国内でもワクチン生産予定。
サノフィ社(フランス):2020年9月より第I/II相試験を実施中。2020年内の第III相試験開始を目指す。
4.DNAワクチン
アンジェス/阪大/タカラバイオ(国内):大規模第III相試験を2021年内に開始の意向。
5.不活化ワクチン(従来型のワクチン)
KMバイオロジクス/東大医科研/感染研/基盤研(国内):最短で2020年12月からの臨床試験開始の意向。

新型コロナワクチンは早くて2021年から日本国内で全額公費での接種が開始となる予定です。有効かつ安全な新型コロナワクチンが開発され、皆様の手に届く日を願ってはやみません。 

2020-12-18 09:13:00

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2020年12月号(第59号)【 咳をしにくいご時世です。冬の「風邪」にご注意を。】

【 咳をしにくいご時世です。冬の「風邪」にご注意を。 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第59号を発行いたしました。
本号では、冬の「風邪」のお話を掲載いたします。

肌寒い季節になりました。気温が下がると、湿度も下がり空気が乾燥します。乾燥した空気中では風邪の原因ウイルスの活動が活発になり、風邪をひきやすくます。
「風邪」の症状で代表的なものは、「発熱」「咳」「のどの痛み」「だるさ」「鼻水」が挙げられると思います。これら「風邪」の症状を認める代表的な病気は、以下のものが挙げられます。

ウイルス性の風邪(ウイルス性上気道炎) 
いわゆる普通の風邪です。ウイルスが上気道(喉・鼻)に感染して発症します。感冒薬と休養で一般的には数日で治癒します。
 
細菌性の風邪(細菌性扁桃炎)
細菌が上気道(喉・鼻)に感染して発症します。扁桃腺が腫れて喉の痛みが非常に強いことが特徴です。市販の感冒薬で治らない場合が多く、その場合は抗生物質による治療が必要になります。抗生物質は市販の感冒薬には含まれておらず、病院での処方が必要になります。
 
気管支炎
ウイルスや細菌が下気道(気管支)に感染して発症します。長引く咳や痰が主症状です。咳が出だすと止まらなくなり、夜や明け方に特に咳がひどくなるのが特徴です。こじらせると重症化して肺炎になることがあるため注意が必要です。
 
ぜんそく(気管支ぜんそく、咳ぜんそく)
熱はないのに気管支炎症状が長引いている場合はぜんそくかもしれません。風邪を引いた後にいつも咳が長引く人や、アレルギーの既往(アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など)がある人は、特にぜんそくの可能性が高くなります。長引く咳でお困りの場合はお気軽に当院にご相談ください。
 
インフルエンザ
突然の高熱と強い倦怠感が主症状です。当院のインフルエンザウイルス抗原迅速検査(富士ドライケムIMMUNO AG1)は、高熱が出てから3時間程度でインフルエンザウイルスを検出することができます。
 
新型コロナウイルス感染症
発熱が続く場合に現時点で最も鑑別が必要な疾患と考えます。発熱がない場合の新型コロナウイルスPCR検査は検出精度が低い(擬陽性・偽陰性が非常に多い)ため当院では原則として行っておりません。新型コロナウイルス抗原迅速検査(クイックナビCOVID19Ag)は、発熱してから24時間以上経過すると検出感度が高くなるといわれています。当院では、発熱が24時間以上続き新型コロナウイルス感染症を強く疑う場合に、新型コロナウイルス迅速抗原検査を行います。
 
インフルエンザや新型コロナウイルスの感染予防にも有効な、手洗い、マスク、3密を避けることで風邪を予防しましょう。基礎疾患にぜんそくをお持ちの方は、風邪がぜんそく悪化のきっかけになるので特に注意しましょう。なお、現時点ではぜんそく患者が新型コロナウイルス感染症に罹患すると重症化しやすいという明確なデータはありません。

当院では感染予防のため、「風邪症状がある方」と「風邪症状がない方」で待合室を分けています。「風邪」でお困りの方は、当院にお気軽にご相談ください。

 

2020-11-10 09:23:00

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2020年11月号(第58号)【 秋の悪化に注意しましょう「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」 】

【 秋の悪化に注意しましょう 「気管支ぜんそく」 「咳ぜんそく」 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第58号を発行いたしました。
本号では、秋に悪化しやすい「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」のお話を掲載いたします。

秋は「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」が最も悪化しやすい季節です。「夏の間は調子よかったのに、いつのまにかぜんそく症状が再燃している」といった患者様の来院が多くみられます。

「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」を引き起こし、悪化させる要因として、
①気候の変化 ②アレルギー・刺激物質の吸入 ③風邪 ④疲労・ストレス ⑤喫煙 ⑤妊娠・出産
などが挙げられますが、秋にはそれらの条件がそろいやすくなるためです。

①気候の変化 
秋は急に気温が下がりやすくなります。また、夏から秋にかけての時期は、気温の寒暖差が大きくなります。ぜんそくの発作は、気温が一番下がる夜中から朝方にかけて出やすくなりますので、寝冷えに注意しましょう。
 
②アレルギー「ダニ・ハウスダスト(ほこり)」「ブタクサ」
ダニは夏に増殖します。秋にはダニの糞や死骸が最も多くなり、ハウスダスト(ほこり)の主成分となります。吸い込んでアレルギー症状を引き起こすのは生きているダニではなくダニの糞や死骸のため、ダニアレルギーはダニが活発に活動する夏よりも、糞や死骸が舞う秋によりひどくなるといわれています。小児ぜんそくの原因の多くはダニが占めることが分かっています。ダニの多く潜む寝具に掃除機をかけて対策をしましょう。また秋は「ブタクサ」花粉症の季節でもあります。ブタクサ花粉症の方は注意しましょう。
 
ダニアレルギー対策を十分に行ってもぜんそく症状がひどく、アレルギー性鼻炎を伴う場合は、ダニアレルギー舌下免疫療法の適応になります(健康保険適応の治療です)。
ダニアレルギー舌下免疫療法とは、ダニ抗原エキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、ダニに対するアレルギー反応を弱めていく治療法です。具体的には、薬を舌の下に1分間保持してから飲み込みます。これを1日1回、4年間行うことで、約90%の患者さんのダニによるアレルギー性鼻炎の症状が有意差をもって改善するといわれています。ダニアレルギー舌下免疫療法は、5歳以上のダニアレルギーの方に通年で行うことが出来ます。当院では現時点で100人以上の患者様にダニアレルギー舌下免疫療法を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
 
③風邪
気温が下がると、湿度も下がり空気が乾燥します。乾燥した空気中では風邪の原因ウイルスの活動が活発になり、風邪をひきやすくます。新型コロナウイルスの感染予防にも有効な、手洗い、マスク、3密を避けることで風邪を予防しましょう。インフルエンザはぜんそく悪化の要因になりますので、インフルエンザワクチンの接種も忘れないようにしましょう。なお、現時点ではぜんそく患者が新型コロナウイルス感染症に罹患すると重症化しやすいという明確なデータはありません。
 
「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」の悪化を予防するためには、発作予防薬を毎日きちんと吸入、あるいは内服することが大切です。当院では、患者様各々のライフスタイルを考慮し、最も適した喘息治療薬を提案いたしております。
 
「気管支ぜんそく」「咳ぜんそく」でお困りの方は、当院にお気軽にご相談ください。

 

2020-10-15 11:35:25

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