きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

きし内科クリニック
市川市、本八幡|呼吸器内科、アレルギー科、内科、小児科

〒272-0025 千葉県市川市大和田2-13-26 市川メディカルステーション内
TEL 047-314-2001
無料駐車場 23台あり

インターネット予約はこちら

きし内科クリニック通信

診療受付時間
9:00

12:00
14:30

17:30
水曜・日曜・祝日 休診
※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。
 

【外部リンク】
病院・医院検索の「病院なび」
きし内科クリニックのホームページ

トップページ»  きし内科クリニック通信»  きし内科クリニック通信»  2019年8月号(第43号)【 「手足口病」が流行っています 】

2019年8月号(第43号)【 「手足口病」が流行っています 】

2019年8月号(第43号)【 「手足口病」が流行っています 】

【 「手足口病」が流行っています 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
きし内科クリニック通信 第43号を発行いたしました。
本号では、「手足口病」のお話を掲載いたします。

手足口病が大流行しています。
手足口病は、その名のとおり、口腔粘膜および手や足などに水疱性の発疹を認める急性ウイルス感染症です。基本的に予後は良好な疾患ですが、0歳児は時に重症化する場合があるので注意が必要です。

【疫学】
手足口病は4歳位までの幼児を中心に夏季に流行が見られる疾患です。2歳以下が約半数を占めていますが、学童でも流行的発生がみられることもあります。学童以上の年齢層の大半は既にこれらのウイルスの感染を受けています。手足口病に感染しても症状の全く見られないこと(不顕性感染)も多くあります。成人での発症はあまり多くありませんが、成人が発症すると痛みを伴うなど症状が強く表れることがあるので注意が必要です。乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染するといわれています。終生免疫は獲得されないため、その後もどの年齢でも再感染は起こります。

【原因と感染経路】
エンテロウイルスに属する、コクサッキーウイルスA16、A6、エンテロウイルス71などが手足口病の原因ウイルスになります。
手足口病の感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つになります。
飛沫感染:咳やくしゃみなどでウイルスなどが飛び散り、人に感染する事。
接触感染:触れたり、さわったり、間接的な接触などによってウイルスが人に感染する事。
糞口感染:排泄物によって人に感染する事。
乳幼児が、集団生活をしている保育園や幼稚園などでは注意が必要です。

【症状】
潜伏期間は2~5日です。発熱後1~2日で口の中の痛み・水泡を伴った発疹が出現します。のどの痛み・食欲不振も伴います。発疹は手のひらや足の裏、おしりなどに出現し、痛みを伴うこともあります。症状は約1週間から10日間続きます。発疹・水疱がかさぶたになり、乾燥して元通りに治るまでは、他人に感染させる恐れがあります。この期間は発疹・水疱部分の他に、唾液や鼻水からもウイルスが排出されます。また発疹が消失した後も、約1か月間は排泄物にウイルスが残る場合があり、症状を認めてから約1ヶ月間は他人にうつる可能性があるので注意が必要です。

【治療】
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。ウイルス感染のため抗生剤は無効です。

【登園・登校基準】
手足口病は、政府によって出席停止の期間が定められている病気ではありません。
厚生労働省が出している保育所における感染症対策ガイドラインでは、「発熱や口腔内の水疱の影響がなく、普段の食事がとれる」ようになることが、手足口病の登園目安となっています。保育園や幼稚園に登園するときには、熱がなく問題なく食事がとれることを登園目安としましょう。
一方で、保育園や幼稚園によっては、集団感染を防ぐ目的で明確な登園禁止期間を設けている施設もあります。手足口病にかかったら、通っている保育園や幼稚園に出席停止期間や登園基準が決められているか確認しておくとよいでしょう。

手足口病、アデノウイルス感染症、ヘルパンギーナなどの夏風邪は嘔吐を伴うことが多いです。お子様の嘔吐物の処理の際にご両親が感染してしまうことも多いので、嘔吐物処理の際はマスク着用や、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒、うがい・手洗いを心がけましょう。夏風邪でお困りの際は、お気軽に当院にご相談ください。

2019-07-16 10:37:37

きし内科クリニック通信