きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

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2020年1月号(第48号)【「ノロ」と「ロタ」 ウイルス性胃腸炎にご注意を】

2020年1月号(第48号)【「ノロ」と「ロタ」 ウイルス性胃腸炎にご注意を】

【「ノロ」と「ロタ」ウイルス性胃腸炎にご注意を 】

明けましておめでとうございます。きし内科クリニック院長の岸 雅人です。
2016年4月に開院いたしました当院も、おかげさまで5年目を迎えることが出来ました。これからも宜しくお願致します。
きし内科クリニック通信第48号は、「ウイルス性胃腸炎」のお話を掲載いたします。
 
「ウイルス性胃腸炎」の流行する季節になりました。別名「おなかの風邪」「胃腸風邪」ともいわれます。
主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛、発熱になります。この中の症状の全てを認める場合もあれば、下痢のみ、嘔吐のみなど、いずれか1つの症状しか認めない場合もあります。
お腹(胃腸)にウイルスが感染することで発症するため、一般的には、喉の痛み、鼻水、咳などの風邪症状(上気道症状)を認めないのが特徴ですが、胃腸(お腹)と上気道(喉や鼻)の両方に感染するウイルス(アデノウイルスなど)の場合、おなかの症状と、喉や鼻の症状を合併する場合もあります。
 
ウイルス性胃腸炎を起こすウイルスで代表的なものに、ノロウイルスロタウイルスがあります。
ノロウイルス(流行期間:11月~1月)
生ガキや二枚貝、生のサラダなど、食べ物や飲料水から感染します。成人のウイルス性腸炎の多くを占めます。24~48時間の潜伏期間を経て、激しい下痢や嘔吐、発熱を認めます。ノロウイルス迅速検査の保険適応は3歳未満と65歳以上のみとなっていますので、一般的にはノロウイルスは臨床症状で診断いたします。
私は生ガキが大好きなので、10年くらい前の忘年会の時に牡蠣が嫌いな人の分ももらって生ガキをたくさん美味しくいただきました。その2日後、年末の病院の当直で激しい下痢をもよおし大変な思いをしたのを今でも忘れません。
ロタウイルス(流行期間:1月~4月)
乳幼児が罹患する代表的な胃腸炎です。5歳までにほとんどの子供が一回はかかります。米のとぎ汁のような白っぽい下痢便が出続けます。2~4日間の潜伏期間を経て、嘔吐と下痢を認めます。熱は出る場合とでない場合があります。下痢は1週間ほど続くため重症化しやすいため注意が必要です。症状が強い乳幼児には、迅速検査で診断を行います。生後15週までにロタワクチンを接種することで重症化が予防できます。
 
ウイルス性胃腸炎に感染して、下痢、嘔吐を認めるのは、体内からウイルスを排出しようとする体の自然な働きです。おなか(胃腸)に感染したウイルスが、全て便とともに排泄され、その間に脱水にならないように十分な水分を摂取することが出来れば、一般的には胃腸炎は自然に治癒します。つまり、①(下痢でもよいので)きちんと便が出ること。②水分がとれること。以上の2点を満たせば胃腸炎は自然に治癒しますが、反対にそうでなければ重症化する危険があります。特に乳児の場合、脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。
 
治療は、十分な水分摂取と、吐き気止め、整腸剤の内服です。ウイルスの便からの排泄を妨げるため、一般的には強い下痢止めは用いません。経口補水液(OS-1など)や、スポーツドリンクを少しずつ何回にも分けて飲むと、吐き気をもよおさないため効果的です。胃腸の粘膜が炎症を起こして弱っているため、食べ物(固形物)は無理にとらずに、おなかがすいたときだけ消化のいいものを少しずつ食べるようにしましょう。
 
いずれのウイルスも、患者の嘔吐物や便から感染します。胃腸炎が治癒してからも2週間程度は便の中にウイルスが出続けるといわれています。家族間の流行を防ぐためにも、十分な手洗いで感染予防を行いましょう。
 
突然の嘔吐、下痢、発熱、脱水の症状がみられた場合は、すみやかに当院にご相談ください。

2020-01-01 00:00:00

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