きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

きし内科クリニック
市川市、本八幡|呼吸器内科、アレルギー科、内科、小児科

〒272-0025 千葉県市川市大和田2-13-26 市川メディカルステーション内
TEL 047-314-2001
無料駐車場 23台あり

インターネット予約はこちら

きし内科クリニック通信

診療受付時間
9:00

12:00
14:30

17:30
水曜・日曜・祝日 休診
※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。
 

【外部リンク】
病院・医院検索の「病院なび」
きし内科クリニックのホームページ

トップページ»  きし内科クリニック通信»  きし内科クリニック通信»  2020年4月号(第51号)【「新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)」 について考える(その2)。】

2020年4月号(第51号)【「新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)」 について考える(その2)。】

2020年4月号(第51号)【「新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)」 について考える(その2)。】

【 「新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)」 について考える(その2)。】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第51号を発行いたしました。
本号では、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」について考える(その2)を掲載いたします。

今回は、きし内科クリニック通信2020年3月号(第50号)の続きで、新型コロナウイルス感染症について2020年3月7日現在わかっていることをまとめてみたいと思います。

「新型コロナウイルス感染症」と、「インフルエンザ感染症」を比較して話を進めていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症において最近、密閉空間におけるクラスター感染(集団感染)が連日話題になっています。クルーズ船の集団感染から始まり、お祭り、展示会、屋形船、スポーツジム、ライブハウス、病院、卓球スクールなどでクラスター感染が確認されています。新型コロナウイルスのその感染力の強さに対し驚くばかりです。コロナウイルスは飛沫感染であり、空気感染を引き起こすというデータは現時点では存在しません。密閉空間においては他人の飛沫(唾液)が鼻腔、口腔、結膜(目)に触れる機会がそんなに多いのでしょうか。
コロナウイルスとインフルエンザウイルスの大きな違いとして、環境中のコロナウイルスの残存時間が、インフルエンザウイルスに比べて非常に長いことが挙げられます。新型コロナウイルスの環境中の残存時間は現時点では不明ですが、他のコロナウイルスでは、20度程度の室温におけるプラスチック上の残存期間は2日以上とする研究があります。インフルエンザウイルスの残存時間は数時間程度といわれています。
つまり、密閉空間で多数の人が触れる場所にコロナウイルスが長く残存しているのです。具体的にはみんなで触れる機会が多いもの、トイレなどのドアノブ、ブッフェ料理のトング、ドライヤーなど洗面所の共用品などが挙げられます。ウイルスが付着した部分に手で触れて、その手を目や鼻、口などに持って行って感染するのです。特にスギ花粉症の人は目や鼻がかゆくなりります。目や鼻を掻く行為がコロナウイルスの感染につながる危険性があるため要注意です。
以上より、新型コロナウイルスの主な感染経路は接触感染ではないかと私は考えています。ですので、新型コロナウイルス対策で最も有効なのはこまめな手洗い、手指のアルコール消毒、たくさんの人が触れる器具の次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)消毒と考えます。当院でもドアノブ等の頻回の次亜塩素酸消毒を行っています。
お子さまは活発に活動し、いろいろなところを触れて回るので、学校の一斉休校は新型コロナウイルス感染症対策に非常に有効なのではないかと私は考えております。

マスクで飛沫感染は予防できますが、マスクをしていても手すりなどのウイルス付着部位を触った後に目や鼻、口を触ってしまうとコロナウイルスに感染してしまう可能性があるわけです。

【インフルエンザと類似している点】
感染経路・感染力・症状
【インフルエンザと異なる点】
新型コロナウイルスが、環境中に非常に長い時間残存する(2日以上)ので、接触感染がおこりやすい。
潜伏期間が長い(2~14日程度、平均5~6日)
今のところ有効な治療法がない
簡易検査を行うことができない(PCR検査は保険適応になりましたが、限られた病院でしか行えません)


以上をまとめると、新型コロナウイルス感染症は、「病状はインフルエンザと似ているが、インフルエンザウイルスと比較するとコロナウイルスは環境に長く残存し、接触感染を引き起こしやすい。また、検査・治療方法が確立されておらず潜伏期間が長い。」と考えることができると思います。

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザを防ぐため、こまめな手洗いや人ごみでのマスク着用で感染予防を行いましょう。咳が出ている方はマスクを着用し、他の方への感染予防にご配慮をお願いいたします。

2020-03-09 10:20:00

きし内科クリニック通信