【外部リンク】 病院・医院検索の「病院なび」 きし内科クリニックのホームページ
【 2020年のインフルエンザ予防接種専門外来 】
きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第57号を発行いたしました。 本号では、「2020年のインフルエンザ予防接種専門外来」のお話を掲載いたします。 インフルエンザの予防のためには、インフルエンザワクチンを接種することが有効です。 今年のインフルエンザワクチンも、昨年に続いてA型インフルエンザウイルス2種類、B型インフルエンザウイルス2種類、合計4種類のインフルエンザウイルスに対する抗体が含まれています。 今年の冬はインフルエンザと新型コロナウイルス両方の流行が懸念されます。高熱を認めたときの心理的負担を考えると、インフルエンザに罹患する可能性だけでも小さくすることが重要と考えます。そのため、今年は以前よりも増してインフルエンザ予防接種の重要性が高まっていると考えられます。 今年のインフルエンザ予防接種は10月1日より開始する予定です。インフルエンザの予防接種を希望の方は、通常の診察と同様に診療時間内に受診してください(インターネット予約をお願い致します)。 成人(13歳以上) :1回接種(成人は過去のインフルエンザ感染による抗体を持っているため) 小児(生後6か月~12歳):2回接種(2~4週間隔で)(若年者は十分な抗体を持っていないため) 「インフルエンザワクチンの効果を最大にするにはワクチンをいつごろ接種すればよいのか」という質問を受けることがよくあります。インフルエンザ予防接種を受けてから抗体ができるまでに2週間程度かかります。また12歳以下のお子様が十分な抗体を獲得するためには、1回目の接種の後に2~4週の間隔をあけてさらに2回目の接種を行う必要があるため、大変時間がかかります。一方インフルエンザ予防接種により一旦抗体を獲得すると、少なくとも5か月間は効果が持続するといわれていることから、米国のCDC(Centers for Disease Control and Prevention 米国疾病予防管理センター)では10月中にはインフルエンザワクチン接種を行うことを推奨しています。また近年はインフルエンザワクチンが突然不足するという事態も続いております。以上より、10月にインフルエンザ予防接種が開始したらできるだけ速やかに接種を行い、できれば11月末までには接種を終了することを推奨します。 今年も特定の土曜日の午後に、「インフルエンザ予防接種 専門外来」を臨時開院いたします。予約不要です。土曜日の午前中は大変混雑いたしますので、土曜日にインフルエンザ予防接種を希望の方は、出来るだけ土曜日午後のインフルエンザ予防接種専用時間帯にご来院いただくようお願い申し上げます。なお、インフルエンザワクチンの在庫がない場合は、インフルエンザ予防接種専門外来は開院しません。申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。 【2020年のインフルエンザ予防接種専用外来の開催日時】(下記の毎週土曜日:合計11日間) 10月 : 10/3(土)、10/10(土)、10/17(土)、10/24(土)、10/31(土) 11月 : 11/7(土)、11/14(土)、11月21(土)、11/28(土) 14時30分~16時まで(受付開始は14時20分、受付終了が16時)。 2020年の接種料金は、昨年と同様1回3500円(税込み)です。2回接種の方で、当院で2回目の接種を行う場合は、2回目の接種料金が3000円に減額になります。65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。 インフルエンザ予防接種についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。
2020-09-09 11:01:57
きし内科クリニック通信
▲Topヘ