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2021年4月号(第63号)【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

2021年4月号(第63号)【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

【 スギ花粉症の舌下免疫療法 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第63号を発行いたしました。
本号では、「スギ花粉症の舌下免疫療法」のお話を掲載いたします。

スギ花粉症の季節になりました。スギ花粉症の方の多くはヒノキ花粉症も合併し、「スギ・ヒノキ花粉症」とも称されています。スギはヒノキ科の植物のため、スギの花粉とヒノキの花粉が類似しているためです。
スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は例年1月下旬~5月下旬ごろになるため、スギ・ヒノキ花粉症の症状は一般的にゴールデンウイーク明けごろまで続きます。

日本気象協会によると今年は1月半ばごろから平年を上回る暖かさの日が増え、2月4日(木)には関東で統計開始以来最も早い春一番が吹きました。関東では2月上旬には広くスギ花粉の飛散が開始し、東京・大手町では2月13日(土)にスギ花粉の飛散が始まっています。
この先全国的に気温が高くなることが予想されるため、スギ花粉の飛散開始やピークの時期が例年と比べて今年は早くなっています。関東では3月上旬から中旬にスギ花粉の飛散のピークとなる予想です。
スギ花粉のピークが終わる頃になるとヒノキ花粉が飛び始めます。関東では4月上旬から中旬にヒノキ花粉の飛散がピークとなる見込みだそうです。
2021年春の例年比での花粉飛散傾向予測は、関東では例年並み~やや少なめとのことです。前シーズン比(2020年春との比較)で見ると、関東では昨年よりも花粉飛散は多くなる予想になります。昨年はスギ・ヒノキ花粉の飛散が例年と比較してとても少なく、またコロナ禍でマスクの着用や、昨年春の緊急事態宣言による巣ごもりもあり、昨年は花粉症の症状が軽かった人が多かったと思います。しかしコロナ禍で換気の重要性が注目され、外からの花粉が建物内に入りやすい環境となった今年の春は特にスギ花粉症状の悪化に注意が必要になると考えます。
花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるといわれています。昨年の夏は、7月は日本付近に梅雨前線が停滞し続けたため、関東では日照時間が記録的に短くなりました。一方で8月は、勢力の強い太平洋高気圧に覆われ、関東では気温がかなり高く、日照時間は多くなりました。
以上から今年と比べてスギ花粉症の症状がひどい人が多いと思います。私もひどい花粉症なので、外出時は常に目薬を携帯し、枕元には常に目薬を置いています。

花粉症治療の基本は、以下の通りになります。
 抗原回避(衣服や寝具の部屋干し、寝具への花粉の付着の防止、布団掃除、マスク着用など)
 薬物治療(内服薬、点鼻薬、点眼薬など)
これらの治療を十分に行っても花粉症の症状がひどい場合は、スギ花粉症舌下免疫療法の適応になります。スギ花粉症舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法、減感作療法)とは、スギ花粉を含むエキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、スギ花粉に対するアレルギー反応を弱めていく治療法です。
具体的には、薬を舌の下に1分間保持してから飲み込みます。これを1日1回、約4年間行うことで、約90%の患者さんのスギ花粉症の症状が軽減するといわれています。
スギ花粉症舌下免疫療法は、5歳以上の年齢の方に幅広く行うことが出来ます(妊婦などを除く)。新規に内服を開始する時期は、スギ・ヒノキ花粉が飛散していない時期(ゴールデンウイーク明け~12月末まで)になります。当院ではすでに250例以上の舌下免疫療法(スギ花粉症とダニアレルギーの舌下免疫療法を合わせて)を行っておりますが、舌下免疫療法の効果はとても良好である印象です。なお、舌下免疫療法は保険適応になります。

スギ花粉症でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。

2021-03-08 13:21:55

きし内科クリニック通信