きし内科クリニック 内科・呼吸器内科・アレルギー科・小児科

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2023年11月号(第94号)【 今年も子どものインフルエンザ予防接種費の助成が始まりました】

2023年11月号(第94号)【 今年も子どものインフルエンザ予防接種費の助成が始まりました】

【 今年も子どものインフルエンザ予防接種費の助成が始まりました 】

きし内科クリニック院長の岸 雅人です。きし内科クリニック通信 第94号を発行いたしました。
本号では、「子どものインフルエンザ予防接種の費用助成」について掲載いたします。

10月1日より今年のインフルエンザ予防接種が開始しました。
インフルエンザの予防接種を希望の方は、通常の診察と同様に診療時間内に受診してください(インターネット予約をお願い致します)。
インフルエンザワクチンと、新型コロナワクチンなどの他のワクチンとの接種間隔の規定はありません。
インフルエンザワクチンは他のワクチン間隔を空けずに接種することができ、また他のワクチンと同時に接種することもできます。

(本ブログを記載している2023年10月5日時点で)新型コロナウイルス感染症の流行はピークを過ぎて落ち着いてきた感があります。その代わりにインフルエンザが、保育園・幼稚園・学校で猛威を振るい始めています。現在流行しているインフルエンザはA型(H1N1)株とA型(H3N2)株の2種類です。最近はインフルエンザの流行がなかったため、日本人のインフルエンザ抗体保有量も全体的に少なくなっています。最後のインフルエンザの流行が2020年2月なので、それ以降に出生した0~3歳児は全くインフルエンザに対する抗体を持っていないことになります。インフルエンザに対する抗体を持っていない小児や幼児は重症化するリスクも高く、インフルエンザワクチンを接種してインフルエンザの重症化予防を行うことが大切であると考えます。

2023年の接種料金は、昨年と同様1回3,500円(税込み)です。2回接種の方が当院で2回とも接種を行う場合は、2回目の接種料金が3,000円に減額になります。
65歳以上の市川市在住の方は、高齢者インフルエンザ予防接種の医療費助成が受けられます(1回1,500円に減額)ので、高齢者インフルエンザ予防接種専用の問診票を持参して来院してください。

成人(13歳以上) 1回接種
(成人は過去のインフルエンザ感染による抗体を持っているため)
小児(生後6か月~12歳) 2回接種(2~4週間隔で)
(若年者は十分な抗体を持っていないため)

今年度も、(支給額は減少しましたが)小学生以下のお子様のインフルエンザ予防接種費に市川市から助成がおりることになりました。

【対象者】
接種時時点で市川市に住民登録がある、生後6か月から小学6年生のお子様(平成23年4月2日以降に生まれた生後6か月以上の方)

【助成内容】
対象者1人につき2回まで、1回あたり1,500円を上限。

【申請方法】
ワクチン接種後に、「ワクチン接種の領収書の原本」を用意し、市川市ホームページからオンラインにて申請してください。詳細は、市川市ホームページでご確認ください。

小学生以下のお子様のインフルエンザ予防接種は2回接種が必要です。当院で2回インフルエンザ予防接種を行うと1人当たり6,500円かかりますが、ここから3,000円の助成がおりることになります。
インフルエンザ予防接種についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

2023-10-05 13:41:03

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